42年振りに「ブルドッグ」が復活! プロトタイプに試乗してみました~

JMSのホンダブースに出展されていた『Super-ONE』という電気自動車が話題を集めている。軽電気自動車のN-ONE e:をベースとし、昭和の時代に人気だったブルドッグ(シティターボIIの愛称)をイメージさせるワイドフェンダーを付けたもの。電気自動車と言えば“環境車”ながら、このクルマは楽しそうなオーラを出しまくっている。試乗する機会があったので紹介したい。

現時点でスペックなど全くリリースされていない。試乗時に定規を持っていなかったため目見当になるけれど、片側40mmくらいだろうか。ブルドッグは片側30mmだったので、それ以上だと思う。N-ONE e:が1475mmだから1550mmくらいだろうか。ワイドフェンダーを除く車体はN-ONE e:と全く同じ。搭載されている電池の容量やモーターも同じだと考えていい。

ただ軽自動車だと64馬力という自主規制がある。Super-ONEは5ナンバーの小型車登録になるため、80馬力前後までパワーアップさせていると思う。加えてプレリュードから採用されたバーチャルシフト&サウンドシステムが付く。本来ならギアチェンジ無し、音も無しのモーターながら、ギア付き車のような変速感を持たせ、エンジン音を車内のスピーカーから出す。<続きを読む>

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3 Responses to “42年振りに「ブルドッグ」が復活! プロトタイプに試乗してみました~”

  1. アミーゴ5号リリボーン より:

    おいら若い頃、CITY Rに乗っておりんした。思い切りターボに憧れたものの、そのドッカンしたじゃじゃ馬振りにビビっちゃった。もともとトールボーイコンセプトに惚れ込んでいたことから、中古のRに落ち着いた次第です。

    ブルドッグは、ターボ発売後程なくして登場。ワンメークレースの車両が、あまりにもチョロQ過ぎたのを強烈に覚えています。いや〜っ、攻めてたどころか、正気の沙汰かというくらい暴れてましたよね、あの頃のホンダ開発陣は! ハッハッハ

    さてさて今回のブルドッグEVですが、な〜んかマーケティングの忖度臭がプンプンするのはオイラだけ?

    作り手の個性や熱意が、全然感じられないんですよね。いかにも「今ある素材を使って、周りを説得しました!」という印象。「ほらほら凄いでしょ、見て見て面白いでしょ」という開発陣の熱いパッションも提案もにゃんにもにゃ〜い。

    という罵詈雑言は、還暦過ぎの爺さんの戯言でございます。。。

    ちなみにおいら、ダイハツコペンには痺れまくりましたゾ。特にランニングプロトタイプのエンジンルームと下に置かれた鏡! 
    心の中で10回は、スゲー&オモシレー!を叫んだもんネ。

  2. jun より:

    CITYブルドッグ風のアレンジ、生産中止になってしまったホンダeにピッタリだと思っていたんですよね…。
    似たような事を考える人が居て、イギリスのチューナーがeを改造してました。彼としてはルノー5ターボ風にしているつもりだと思うけど…。

    ホンダは当然想定したと思うんです。ただ、eブルドッグだと、価格がどうしても高くなり過ぎてしまいリスクが大き過ぎると判断したのか…。

    ちなみに、Ioniq5nで果敢に挑戦したヒョンデですが…販売台数を公表しないんです。そこで、リコール台数からアメリカの販売台数を推定すると、2024年3月発売で2024年度販売台数が約1500台。世界販売で約8千台…。
    発売一年以上前から広報を始め、goodwoodにも持ち込み占有タイムを買ってアピール。世界中のメディアを招待し試乗イベント。ヒョンデEV戦略・またNモデルの”顔”として、押しまくっていたIoniq5nの販売は、非常に厳しい結果に…。世界中の自動車評論家が絶賛し、ヒョンデの企業イメージアップには大いに貢献したとは言えますが、まあ想定内の結果とも言えます。

    アメリカでは「ヒョンデに7万ドル(約1千万円)払うアメリカ人は居ない」とも言われていたように、どう考えても価格が高すぎた。また、イジれない、将来の下取り価格が大きく落ちる(資産価値が無い)などなど…。

    ホンダのN-ONE e:パグは、価格上昇を出来るだけ抑えて、なんとかEVスポーツモデルの楽しさを、多く人(特に若者)に知って貰えるようなクルマだと良いな〜と、思ってます。今のホンダでは無理かな…。

  3. 納豆屋正隆 より:

    こんなのを出す位なら、Honda eをもっと熟成させて航続距離を伸ばしたり値下げしたりした方が良かったんじゃないか?

    Honda eの方がリア駆動だし、このシャシを使って上物を変えたり何かと都合が良かったのではないか?

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