9回の逆転ホームランになると思うトヨタのバイポーラー型リン酸鉄リチウムイオン電池とは?

多くのメディアは「トヨタが全固体電池を搭載した電気自動車を2027年に出す」というニュースを取り上げている。確かに全固体電池は次世代の主力になる可能性を持つ電池ながら、当面高価だし、性能をフルに活かそうとすればレクサスのSUVやスポーツモデルくらいに採用できる程度。そもそも急速充電器の性能を10倍くらいに上げないと大量の電力を供給できないですから。

電気自動車の専門筋からすれば、今回トヨタが発表した電気自動車戦略のなかで一番の「こいつぁ凄いね!」はバイポーラ型のリン酸鉄リチウムイオン電池を2027年あたりに出すというもの。これ、大半のメディアは凄さに気づいていない。リン酸鉄リチウムイオン電池をずっと追いかけている私からすれば、革命的な進化であり、電気自動車が普及するための決定的な電池になると思っている。<続きを読む>

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1 Responses to “9回の逆転ホームランになると思うトヨタのバイポーラー型リン酸鉄リチウムイオン電池とは?”

  1. けろけろ より:

    バイポーラ型は、確かもともとはニッケル水素で開発していた技術だったと記憶している。

    中国や韓国メーカーのリン酸鉄とトヨタのバイポーラ、共に技術を持ち合って、双方のブランドで製品化できたらwin-winで良いと思う。

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