なぜか「お金持ってる」と思われます(30日)
もはや12月になってしまう。来年どうしましょう? 決まっているのは二つ。1月20~22日にタイで行われる延期になった『キングスカップ』と、6月24日~7月2日の9日間でアメリカを縦断する『グレートレース』でございます。王様の逝去により新しいキングスカップになるのかと思っていたら「延期」と言うこと。プミポン国王杯のままだという。来年以降、どうなるか決まっていないそうな。
グレートレースをミライで走ることについちゃ断念しました。やはり移動式水素ステーションのレンタル料金だけで500万円以上掛かると言うことでお手上げに。その代わり、一段とやり甲斐のあるクルマで出ようと思ってます。古い軽自動車ですね。1983年から行われているグレートレースの歴史で360ccという排気量のクルマが出場した記録がない。完走すれば記録。
ちなみに普段のグレートレースは西から東へ横断するルートのため、ロッキー山脈を越えなくちゃならない。最も良い条件のインターステーツ40ですら『ギャラップ峠』の標高は2600mもある。加えて登り坂ときたら灼熱のモハビ砂漠ときた。黎明期の軽自動車だと難しい。されど来年のコースを見たら、珍しいことにフロリダから五大湖のミシガンまでの縦断。これならイケる!
といっても登り坂を含め70~90km/hで巡航し、旧道を毎日8時間で500km以上(全行程4500km)走らなければならない。途中、エンジンのオーバーホール必要になってくるかもしれません。ただアメリカ人にゃ面白がって貰えると思う。勇ましく走る日本車じゃなく、文字通り幽玄のような走りを見せる日本車がステキでしょう。何としても完走させる、という難しさも修行かと。
ラリーやミライについては全く決まっていない。今シーズン、出る予定が無かった電気自動車レースに5戦も出てしまったためカンペキに予算オーバーになってしまいました。個人でスポンサーも無しで電気自動車レースに出てる人って居ない。トヨタが資金出している、とカン違いしてる人もいるようだけれど、甘くないです。だから富士スピードウェイのGazooのイベントにもミライの姿無し。
そもそもラリーのコ・ドラは日産の人ですから~。喜多見さんが足回りなど作ってくれるし、メンテもやってくれるから何とかなっているのみ。Webも及川さんにバックアップしてもらい、参戦予算の捻出に貢献してくれている。助けられてばっかりっす。ムカシから「お金持ってる」と間違われやすいのだった。「困ってると思われるよりいいでしょ」とヨメに言われるので、まぁそうかなとも思う。
読者からのサポートも心強い。基本的に遠慮しないのだけれど、最近一段と好き勝手書くようになったのは、読者有志の皆さんがバックアップしてくれるからに他ならない。ここが同業者の皆さんとの最大の違いです。安心して嫌われ者になれる。厳しいことを書かれたメーカーとかあったま来てると思う。おっと! 遅れているDVDやTシャツの発送、も少しですのでお待ちくださいまし。
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