アウディA7の最先端センサー(ライダー)を試す!(16日)
COTYの10ベスト試乗会で乗れますね、と思っていたアウディのA7ながら残れなかった。A8と票が割れた? アウディから「乗ってみませんか?」とお誘いあったので貸して頂くことにしました。広報の丸田さんから各種の操作&設定方法を教えて貰うも、あまりに多岐に渡っておりぶったまげる! LEDの特性を上手に使ったインテリアの照明(色を変えられる)まである!
搭載されているパワートレーンは48V系のマイルドハイブリッド+340馬力の3リッターV6ターボに7速ツインクラッチATを組み合わせている。このあたりは少し走ってみて評価したいと思う。とりあえず本日は都内の渋滞をのそのそ走っただけなので、これといった印象無し。というか、ハイブリッドだということを全く感じさせない。エンジンもけっこう頻繁に掛かるし。
A7とA8の凄さは、カメラやレーダー以上に正確な判定能力を持つ高価な走査型レーザーを市販車で採用したこと。レーザーを様々な方向に出し、反射してきた光を分析するというモノ。さすがにコレを「走査型レーザーレーダー」とする表記は見ないです(大笑)。80m先の物体まで明確に判定出来ると言うから凄い! ちなみにギョウカイでは「ライダー」と呼ぶケースが多い。
これまた様々な条件で試してみないとどうなっているのか不明。新型A7とA8、まだユーロNキャップの試験結果が出ていない上、インポーターに聞いても詳細な性能は解らないという。本来なら高速道路でのレベル3相当の自動運転を出来るスペックを持っているようだけれど、日本でもドイツでも法的に認められておらず、性能を引き出せていない。もったいないです。
ということでA7とA8については様々な状況で走って試し、来週くらいのレポートしてみたいと思う。アウディA7そのもののイメージは、直感的ながら「ベンツCLSやBMW6のグランクーペはちょっとね~」という、アウディらしい狙いだと感じた。私が学生の頃「190Eや3シリーズはね~」というお金持ちのお嬢が80に乗っていたことを思い出します。
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