インプレッサSTI tS

インプレッサ4ドアWRXをベースとしたSTIの『tS』が発売された。何回か書いてきた通りスバルはテストドライバーの顔ぶれが変わったらしく、以前のトヨタ車のような「サーキット上等」の味付けになっている。ちなみに最近のトヨタ車はラリーに出場しているようなテストドライバーが味付けしているため、スンゴク奥行き出てきた。

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私の世代はリアウイング超好きです

そんなこんなで余り期待しないで試乗したtSだけれど、まぁ驚いたの何の! 今まで通りのステキなステキなスバル車の味でございました。どんな速度域で走っても楽しいのだ。クルマってこうぢゃなくちゃね! むしろベースになっている現行インプレッサの良さを改めて感じさせられた次第。

スキール音はアフレコです。試乗レポートは近々

上の動画はベストカー浦田君の手持ちカメラによるもの。固定する機具を持っていない、ということでご勘弁を。コンピューターをSTIのグループN用に変えてアンチラグ制御を入れたら、そのまんまターマックラリーに出てもイケると思う。1周5kmのコースがあっという間。ATもあるけど、おすすめはマニュアルです。

永田がピンで広州ショーの取材に行っているけれど、案外しっかり動けているようだ。私からすればエラく要領悪い永田ながら、中国のモーターショー名物である「プレスパスの入手争乱」も通り抜けられたらしい。これでネタになるテーマを見つけられれば上等。今のところ無いか?

永田の広州ショーレポート

最近バイクによく乗る。GS650GDやアメリカンバイクなどはジェットヘルが似合うけれど、スポーツバイクとなればフルフェイス。というワケで派手なヤツにしました。日本人のアタマにピッタシのアライで『アストロIQ』というおニューのモデル。今年夏場は暑くてマイったけれど、こいつは『冷乾内装』付き。

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いい感じの派手さでしょ!

しかも”ほほ”部分がスプリング構造になっているため、フィット感が素晴らしい。コストパフォーマンスを考え白かシルバーにしようかと思ったけれど、やっぱしスポーツモデルなら、ということで『アーバン』というカラーにしました。こんなヘルメット被ってたらオヤジに見えないって?

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3 Responses to “インプレッサSTI tS”

  1. CB400SF より:

    アライのアストロIQ、自分も先週買いました。
    国沢さんのおっしゃるとおり、内装、頬パッドはかなりいいですね。使った印象では、静粛性も向上したように感じます。何よりRR4で破けてしまったアゴまわりも交換できるのがありがたいです。
    アライヘルメットのシールド交換は未だに慣れませんが、それ以外は気に入っています。

  2. 真鍋清 より:

    スバル・インプレッサSTi-TS。2.5Lボクサーエンジンの究極の完成形であるのと同時にもし「石油を生む藻」が海底から発見され、今後ともコンスタントに生み出される保証があれば手放しで「買い」な一台だろう。
    何と言ってもこのコーナリング特性、そしてボクサーエンジンの加速特性は世界に唯一無二の「ジャイアントキラー」にほかなるまい。
    ほぼ同クラスの一台としてレクサスIS350を所有する手前言わせてもらいたいが、このSTiインプレッサはターボラグ皆無のコンピュータを装着し、標準インプレッサSTiとは明確に別物なフレキシビリティを備えている一方、長距離クルージングマシンとしての安楽さではレクサスISや三菱ランエボ・プレミアムに一歩譲っていると思う。無論インプレッサのインプレッサたる車両キャラクターから考えればこうしたセッティングは他にない無類の個性である上「日本の宝」として後世残したい貴重な存在であると確信している。
    それにしてもこうしたセグメントの「ジャイアントキラー」は当方個人にとっても「できる男」を感じさせる非常に魅力的なカテゴリーだと思える。
    三菱ランエボ、インプレッサSTi-AラインともにクラッチレスATないしフルATで0-400mを13sec台前半で走りきり、世界的に見てもBMW750iL(407ps)やメルセデスS550L(387ps)といったLセグメント最高級フルサイズセダンと対等の水準、こうした特性のミディアム/コンパクトセダンという意味ではVWパサート3.6(300ps)やBMW335i、アウディS4と並ぶ稀有な存在といえよう。
    このC/Dセグメントの激速セダンというカテゴリー全般が、レクサスIS350やハッチバックではVWゴルフRも含めて、「実力派コマダム」的存在に感じられるのだがそれってひねくれた見方だろうか。
    人間の世界でも中高年の大人、女性では「マダム」「おばさん」と言われる領域を英語の口語でfull size(フルサイズ)と呼ぶことも多い。彼ら「人生経験豊富なオジン・オバン」は人間界の「フルサイズセダン」であり逆にLセグメントを中心とした最高級車/大型車は「クルマ界のオジン・オバン・マダム」と見てしまうのだ。
    その点それより若かったり、特に未婚の成人など彼ら中高年が「子ども」(英語ではboy,girlか)と口語で呼んでしまうことも多く、クルマで言えば「フルサイズ」大型車に対する小型車、ないしはそのチョイ上という所だろうか。
    そんな「クルマ界の子ども」小型車や「そのチョイ上のコマダム/兄さん」たるミディアムサイズ車は最高級フルサイズ車の影に怯え、劣等感にさいなまれることも多かったといえるだろう。
    ところが物は考えよう、何でも無条件に大きければ良いのではないことは無論のこと、適度に小振りな「ジャストサイズ」ゆえの敏捷性が新種のパワーエリートを形成するファクター足りうるわけでその点ランエボをはじめこのインプレッサSTiシリーズ、ゴルフRにアウディS3-S4と整合性に富んだレシピを手懐けていることがわかる。
    そう、「最高級Lセグメント車を蹴散らせる」中小型の実力派マシンたる彼らは小生の印象ではクルマ界の「原口雅臣」(NHK BSニュースの30代後半のキャスター)や「甲斐洋子」(テレ東の株式ニュースのキャスターを務め、今はフリーの経済アナリスト)そして「ヨン様」etcと「尊敬すべき<切れ者青年・マドモアゼル>的存在」に思えてならないのだ。経済力、器量、資産運用能力に成功した、個人投資家を筆頭とする青年諸氏諸嬢というわけだ。
    走る実力派ヤングアダルトたる中量級の激速4/5シーターはそのまま業界の中核を成すサイズであるC/Dセグメント車の進化のひとつの「究極形」であることは否めない。その点これまで大排気量マルチバルブ・マルチシリンダー(6気筒を中心にモデルによってはV8)の追求から4気筒を中心とした過給器技術の進化、クリーン化と展開したこのクラスの路線は今後過給器+プラグインハイブリッド、或いはSCiB電池、18650リチウムイオン電池の応用にまで発展し、その意味でホンダのプラグインハイブリッド路線がNSX後継に至るスポーツモデル分野にどう展開していくかが心から楽しみになってきたのだ。
    一方でインプレッサやランエボの300ps級ターボ路線はさすがに樹形図の行き止まりとも取れるが、その点ディーゼルハイブリッド(三菱)や水平対向ボクサーエンジンへのリチウムイオンハイブリッド+二段階過給の応用(富士重工スバル)そしてメルセデス系V6直噴エンジンへのハイブリッド応用(次期スカイライン)等巷間噂される新技術開発の製品化が今後どう行われていくか「眠れる獅子」日本の業界が今後エキサイティングに思えるようになったことは注目していただきたい。

  3. kine より:

    パイロンタッチ!+5秒?、楽しそうな車ですね。

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