クルマを楽しむ
朝からフランクフルトショー。日本人が驚くほど少ない。相変わらず調査項目ビッシリ書かれたバインダー持ち、写真を撮りたいメディアに割り込み、ルーペ押しつけてでシート地を見たり、一部内装を剥がすなど新型車のスパイ行為をする日本人は多いけれど(欧州在住の開発チームだと思う)、それ以外の、つまり日本から出張している人は大幅に減った。
細かい調査をして「ここは勝った負けた」と言う前に、魅力的なモデルを作ったらいいのに、と思う。我が国は木を見て森を見ないようになってしまった。厳しい時こそ主要メンバーは現場に乗り込み、沈滞ムードMAXとなっている雰囲気を掴むべきだと思う。日本車の技術力を持ってすれば、お金を掛けずにアピール方法はいっくらでもある。
タイ製のコロラドの競技仕様
インテリアはこんな感じ
ということを様々な人が言っていた。あまりに辛気くさいので帰り際にVWの『Up!』を見て少し元気になり、シボレー・コロラドのラリーレイド仕様のシートに座ってワクワクして会場を後にする。夜は泊まっているホテルの向かいにあるイタリアンレストラン。ドイツのイタリア料理なんか全く期待してなかったら、トンデモございません!
3人で前菜4つ取ったら、どれもこれも「ヴォーノ!」。世界一レベル高いと言われる日本のイタリアンよりウマイ。素材が良いです。例えばキノコ。日本じゃ無い種類。スパゲティのゆで加減もブラボー級。ジツはディラムセモリナのアレルギー持ちで、食べると必ず猛烈な下痢をする。日本だと食べないのだけれど、覚悟してイっちゃいました。
申し訳ないことにドイツに来てからウマいものばかり食べている。ワインもイケる。ドイツのメシはマズい赤ワインもてんでダメ、などと言うヤツは誰だ? 私か? 歩いて20秒のホテルに戻って追加のワイン。すっかり出来上がってしまい、部屋に戻ってベットに潜り込んでからの記憶無し。おそらく5秒も掛からない爆寝だったかと。
<おすすめ記事>
こんなスマートなロールケージ&サイドバーなら普通の車にもオプション設定をして欲しい!様な!、でも、この太さで公認?大丈夫なんでしょうか?。
普段の足でも、ワクワク感が欲しいですね。
10万キロの速度記録に再チャレンジ!、WRC再参加!、ニュルブルックリングやル・マンなどの耐久レースへの参加、どこかやってくれないかな?。
木を見て森を見ない…
これは現状日本の全ての産業&行政に言える事かもしれませんね。
ウチの会社も顧客の要望は二の次、三の次
雇われ社長は年度の数字の帳尻を合わせる事しか頭にありません。
これじゃぁ売上など上がるハズもなく。
日本のモノの競争力を低下させているのは実はアホな株主達が原因なのかと思ったりします。
美味しい料理にありつけて、良かったですね。飲み過ぎには、ご注意を〜(´▽`;)ゞ
ところで、まだ実物を見た事がないトヨタアベンシスですが、そちらのトヨタブースに、イケメンになったNEWアベンシスがさりげなく展示されているんですね。
日本導入予定のアベンシス、前期型の顔のままで輸入ですね。
後期型なら、セダンもなかなかいけそうな感じですが。