クルマ嫌いの立場でクルマを見ると‥‥(30日)
最近あまりにクルマ叩きが激しいので、クルマの免許を持っていないか、持っていても全くクルマに乗る機会の無い人の立場から考えてみることにした。するとどうよ! クルマの存在自体、腹立たしくなるかもしれない。そもそもジャマである。スピード出して走っていれば危険だし、ウルさい。歩道と車道の区別の無い道なんかクルマを追い出したくなりますワな。
といった状況の人がクルマについての記事を見て、擁護する内容だった場合、名無しの立場でコメント出来るなら罵詈雑言をブツけたくなるだろう。ちなみに都市部の高級住宅に住む人は、クルマを運転しないかもしれないがハイヤーやタクシー、後席などに乗るし、移動時間の概念だってある。そもそもネットに誹謗中傷なんか書くヒマもないかと。
100歩譲ってタクシーに乗る人なら、渋滞やノロノロ走行でメーター上がるため「円滑な流れ」の維持に同意してもらえることだろう。したがってせっせとクルマの批判をしてるのは、1)クルマの免許を持っていない。2)持っていても乗らないという極めて限られた人達であることが容易にイメージ出来る。この人達の意見を聞き、日本人総クルマ嫌いになるか?
さて。我が国の2015年の国際収支を見ると、貿易は2兆8千億円の赤字である。自動車に代表される輸送機器だけ見ると、輸入車の販売増加はあるものの、圧倒的に輸出が勝っており13兆9千億円の黒字を出してます。つまり自動車産業無ければ、16兆7千億円もの「貿易赤字」国家ということになるのだった。自動車産業の黒字で2兆8千億円の貿易赤字で済んでます。
ここまで読んで「日本の国際収支は赤字なのか?」と思うだろうけれど、ここからがスゴイ! 我が国の国際収支を見ると、何と中国とドイツに続く世界3位となる18兆円もの黒字を出している。日本の企業が海外で得た利益を還流させているのだった。ウチ、自動車関連産業分が13兆5千億円を占める! 何と! 自動車産業だけで27兆4千億円もの黒字!
自動車産業や文化を否定してしまったら、我が国は赤貧国になってしまう。自動車産業に関わる人や、クルマ文化を支えているクルマ好き達にとっちゃ踏ん張りドコロ。状況を考えればクルマ叩きをしてる人は寂しい日々を送っていることだろう。稼いでるのだから思いっきり豊かで楽しい日々を過ごそうぢゃありませんか! もちろん安全運転は当然でございますね。
あまり美味しいモノを食べていないのを見透かされ、知人や読者の方がいろんなものを送ってくれます。先日は沖縄の宮城さんが珊瑚礁を持ってきてくれた。泡盛好きですけど、なかでも珊瑚礁は美味しいと思う。5年モノの43度は、美味しいウイスキーと比べたって全く負けていない。なかなか売ってないが、見かけたらぜひお試しを!
千葉の柳橋さんという方は、この時期、大きい梨を送ってくれる。梨好きということもあり、嬉しい! しかも甘いのだった。皆さん自分で推奨する物産を送って頂くので、美味しいのは当たり前か。有り難いことでございます。ここでお礼させてくださいまし。
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