スバル360でグランドツーリング!(4日)

当初ローダーでスバル360を運ぶ予定だった。コレクションアイテムならそれが正しいと思う。されど私はこのクルマでイッキに4500km走ろうとしているのだった。三重県桑名から練馬までの370kmなど1日分の走行距離にも満たない。ただ50年前のクルマで370kmは楽ぢゃないです。

クルマちっちゃ!

ビンテージ宮田の名物社長や工場長に見送られ11時30分に出発! 走り出すと、予想以上に好調である! もちろん動力性能はミニマム。そもそもシフトアップに時間掛かるため、全開でやっと流れに乗っていける程度。そしてすっかり忘れていたコトながら、超小さいです~。

道幅、広っ!

こんなちっちゃかったっけ? と思うほど。でも私が標準のシートレールで運転出来るし、シートは3人分残っている。素晴らしいパッケージングに驚くばかり。そして乗り心地良い! 「スバルクッション」と言われたフリクションの無い乗り心地は今のクルマより快適だ。

WRX でかっ!

今回知多半島に住んでるナンケイが桑名から蒲郡までの110kmほどを伴走してくれた。ナニかあったら引っ張ってもらえばいい。桑名から2時間ほど走り13時20分に昼ご飯。ここまで問題なかったので「ありがとね」と別れた10分後! 突如エンジンが止まってしまった~。

小板白ナンバーです

やや下り坂だったため、緊急避難場所に辿り着く。チェックするも、これといった問題無し。ガソリン残量もある。10分ほど源流から考えたら、一つ思いつく。今まで順調。そして重力落下式の燃料タンク。となれば、燃料キャップのエア抜けだ。古いバイクで”まま”あります。

左側面にラムエア取り入れ口

燃料キャップをユルユルにしてセル回したらエンジン掛かる。燃料多い時は燃料の重量でエア抜けるため、すぐ満タンに。以後、エンストは無くなったことを考えると、やはり燃料キャップのエア抜けの悪さだったんだと思う。このあたりは経験値。リタイアを覚悟したが、よかった。

現代の軽自動車が大きいので驚く!

続く難敵が渋滞! 浜松過ぎるまで順調だったのに、磐田あたりから突如混み始める。蒲郡から藤枝まで2時間30分も掛かったほど。ここで「調子いいから」と、藤枝から東名高速で清水までワープを試みる。エンコしたら三停板出して万事休す。するとどうよ。無事。

三島から御殿場までの上り勾配で速度出ないと他車に迷惑掛けるため(御殿場から大井松田までの長い下り区間も2ストにとっちゃ苦手)、清水から大井松田まで246。これまた順調に走り、再び東名高速へ。食事やエンコや給油以外走りっぱなしの10時間。グランドツーリングでした~。

なんたって運転に神経を使う。100%集中してないと上手く走れないし、トラブルの兆候もすぐ感じなくちゃならん。実際、気になる点がいくつかあります。ビール飲んでベッドに入ったら一瞬にして落ちちゃうほど疲れたけれど、楽しかったです。こいつとなら4500kmを走れそうだ。

もう少し走り込み、改良と気になる点の対策をすすめたい。

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