スープラの兄弟車であるZ4に乗る(20日)

潮風公園で新型Z4の取材。ポルシェならケイマンとボクスターの関係ながら、背高に感じるスープラと雰囲気からして全く異なる。同じプラットフォームを使っていることがイメージできないほど違いますね(よ~く見たら、Aピラーやフロントガラスの形状同じだ!)。スープラの市販モデルに試乗していないため乗り味についちゃドッチが良いとか言えない。

でもZ4、予想以上に良い仕上がりでしたね! スープラの公道試乗も楽しみ。ただスタイルはZ4が好みだ。すでにZ4の試乗レポートが出回っているのだけれど、興味深いことにガチンコのライバルであるボクスターとの違いについて書かれていない。私ならスープラ買うならケイマン。Z4であればボクスターも候補に考える。性能などからすると、この3車種は良い勝負じゃなかろうか。

トヨタとスズキの業務提携の具体的な内容が出てきた。トヨタのハイブリッド技術やトヨタ車をスズキに提供するあたりは「まぁそうでしょうね~」。ただ今までの例を見ると、他社の技術使ったクルマなんか売れない。スズキはヨーロッパ市場でカローラやRAV4のOEMモデル(エンブレムだけ?)を売るようだが、ダメな方に1万ペリカ。スズキ、安いクルマしか認知されません。

驚いたのはトヨタが苦手としているインドやアフリカ市場でスズキのOEM車を売るというもの。今までダイハツに頼んでいた内容をスズキに変更するという! ダイハツ、インドやアフリカじゃブランドイメージなく、認知されておらず、トヨタの下請けをやると思っていたのだった。されどスズキの方が優秀だとトヨタは判断したんだろう。そらそうです。スズキは実績有りますから。

これでスズキは一定の領域を確保出来た。スズキで働くことが楽しいかどうかは別にして、トヨタの下請けとして生きていけることだろう。経営者としては真っ当な判断だと思う。トヨタとしちゃインドやアフリカに直接出て行くことなど考えていませんから。逆にダイハツは日本国内と、インドネシアとマレーシア市場を死守するしかなくなった。クルマ好きの対象外なので頑張って下さい。

 

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