ソウルショー
ショー会場の『KINTEX』は都内から幕張に行くイメージ。市内からタクシーで40分くらいであります。そのタクシー、現代自動車の新車だったのだが、乗り心地の良さに驚く。考えてみれば評判良いドイツ車のサスペンンションのアイデアをいただき、ドイツの技術で作られたショックアブソーバーを使う。
なかなか立派な会場でした
ちなみにエクストレイルのショックアブソーバー、韓国製(ザックス)ですから。考えようによっちゃ日本の技術者のようにオリジナリティを追求した結果、仕上がりに不満を抱えるより近道か。デザインとクオリティ(特に樹脂の質感)が向上すれば、安い日本車は厳しいかもしれない。
大人9万ウォン。1万ウォンで約750円
プレスの手続きが面倒だろうから、と入場券買ったものの(700円程度)、通り道にプレスの受付があったので寄ってみたら「どうぞ」とプレスパスを出してくれる。どこの国でも断られたことないですけど。基本的に韓国の人はやさしい。おかげで開場前に入場でき、落ち着いて写真撮れました。
現代自動車のブースに行くと、狙いのハイブリッドが! 一般の人が入ってこない時間とあって、ボンネット開けたりバッテリー見たり。中国ほどじゃないものの、日本のショーだと絶対見せない「舞台裏」なんかも見られます。いやいや予想外の仕上がりに驚く。来て良かったとシミジミ思う。
開発中のクルマを持ってきたワケです
考えてみれば韓国こそパクりカーの元祖。中国より場数を踏んでおり「CR-Zの4ドアモデルを作ったらこうなるだろうなぁ」なんてのがゾロゾロあります。雑誌で記事、買ってくれないかしら? お姉さんたちは中国と同じく極めてフレンドリィ。記念撮影だって喜んで受けてくれる。
意外に子供が多かった。韓国もクルマ好き層が育つか?
カメラを向けると目線くれてポーズまで取ってくれるのだけれど、あまりの強烈さに思わず引く。ポーズ集など作ったら、大笑いできると思う。もちろん”お立ち台”の上に乗っているコンパニオンは美人揃い。これまた写真撮る趣味無いです。すみません(雑誌の取材の時は仕事だと思って撮る)。
どうよ!
行きはヨイヨイ帰りはで、夕方に幕張から東京へ帰るの同じく1時間以上掛かっちゃいました。ぐったり疲れてホテル帰着。あまりに足腰痛いので、ホテルで教えてくれたイテウォンの『緑亀』というスポーツマッサージ屋さんに行く。上手だけれど1時間7万ウォンは日本レベル。やっぱタイです。
夜、小腹が空いたのでホテルの前にあるファミリーマートに行ってビール買い、屋台でおでんのようなものを食べる(一串35円。美味しい)。やがて日本人のオバサングループが。屋台に居た身なりの良いヘベレケの韓国人サラリーマンと大盛り上がり。オバサン達は日本の素晴らしい親善大使ですな。
<おすすめ記事>