タイの極楽
タイラリー第3戦の時に訪れたチャチュンサオでオリンピックのタイ代表選手(水泳)を育てようと頑張っているお母さんのグループと仲良くなった、と以前書いた。ちなみに永田の奥さんに、という人もこの中の一人です。その際、なぜかファンになっていただき、最終戦はセレモニアルスタートと2日目のSSを見に来てくれた。
現在はホテルのプールでなく公民館を年間契約している
通訳をしてくれているのは旦那さんがタイ軍の医官である京都出身の森川さんという方。とっても良い人たちで、第3戦の時に助っ人として来てくれた東京スバルの青木さんなんかお正月に遊びに行ったほど。今回も「ぜひチャチュンサオに来て欲しい」。とタクシーまで用意してくれました。
いすゞの3列シートSUVに「乗れるだけ」
行くと「コラートという所で花の博覧会をやっており、今タイで一番人気なんです」。早速クルマを乗り換え(私が一番安全なので運転手です)、150km離れた会場へ。なかなかの賑わい。しかも涼しくて驚く。外気温18度! とても「暑い時期と猛烈に暑い時期しかない」と言われるタイとは思えぬ。
トヨタが参加しているのだけど、あまりのショッパさに苦笑い
晩ご飯は「チャチュンサオの美味しいレストランを予約しました。釣りも出来ます」。釣りも出来る? 釣り堀があるんだろうか? 到着すると下の写真のような風景。大きな川の畔に何棟か建物がある。これといった看板無し。中に入るとテーブル席もあるけれど、桟橋通ったら「ありゃま!」。
ここが入り口。店内を通り抜けると‥‥
タイ風の屋形船でございます
全て理解す! こら極上でしょう! このフネにビールなど積み込んで川のど真ん中まで引っ張って行き係留。そこで飲み始め(釣りも出来る。今回はちょうど良い釣り具無く残念無念。大物が居るそうな)、頃合いになったら美味しい料理をフネで運んできてくれるという趣向です。状況は下の動画で。
こら最高の遊びでしょ!
使っているアイテムも味わい深くて最高! 転落防止用の柵などが無いのでコドモが落ちないか心配ですけど(ちなみにタイ国内のジュニアで5位以内の子が下の写真の中にいるので落ちても問題ない?)。とりあえず活きエビをエサに釣りもする。それより川風に吹かれながらのツベたいビールが最高でございます。
酔っぱらったら落ちちゃう?
夕暮れに晩ご飯が到着。森川さん曰く「ここが今まで食べたお店で一番美味しいと思います」。なるほど美味しい。トムヤムクンは数限りなく(少し大げさ)食べてきたけど、初めて「これか!」と納得。妙な表現方法ながら、スパイスが新鮮なのだ。味は明快でクッキリしてます。エビもデガいし。
トムヤムクンだけでなく全て美味しい!
下の写真は左から一時は永田の彼女になるのか、と思われたレックさん。森川さんの長女(小6で162cm!)。腕白坊主のお母さんのアナさん。森川さん。姐御肌のティクさん。皆さん見ていて「う〜ん!」なのが子供の扱い。どの子でも同じように叱って可愛がる。日本もムカシはそうだったのに。
エビが美味しい!
タイに居ると日本が失ってしまったものばかり見える。というかタイと日本はいろんな意味で価値観が似てるんだと思う。パクチーさえ抜けば日本食無しでも全く平気。ちなみにシメのカットはアナさんが棒を持って腕白息子を説教しているの図。見てると景気よく頭を「パシーン!」。
あまり反省していないですけどね
永田がホンキならお嫁さんを紹介してくれという。「しゃれたカフェでも開いて奥さんに任せ、自分は日本からクルマ持ってきて売る仕事なんかどうか?」なんて話で盛り上がりました。
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次はぜひともタイでの釣行を実現させ、開高健氏の「オーパ」のような、レポートをお願いします。
オバサマ連中が独身の男を見つけると、結婚話で勝手に盛り上がるのは、彼の地でも一緒なんですね。
(やはり、メンタルな面も日本人と似ているのですねぇ。)
まじめに考えてもできないときもあるし、偶然と勢いで気が付いたらしてしまう事もあるのが、「結婚」だと思います。
師匠の「ご縁」に軽い気持ちで、乗ってみられては・・・。(^_^) > 永田氏
実に美味しそうです。極寒の日本から見ると、裏山スグる。自分も行きたい。