トヨタは変わりつつありますね~! いろいろ驚く(23日)
トヨタは『T-HR3』という新しいロボットを発表した。これまでトヨタが作ってきたロボットって、全て「仕事をしなくちゃ存在価値無し!」という労働を前提とした「道具」だった。例えば楽器を吹いたり、人間の手助けをしたりと、ある意味奉公人です。
当時トヨタのロボットを見て「働かないヤツに価値無し!」という割り切りを感じたもの。好対照なのがホンダのアシモで、何の仕事も出来ない。人間の子供のように「遊ぶだけ」のアシモは素晴らしかった。トヨタとホンダの違いを感じた次第。
https://youtu.be/MEVOEPjkXEk
しかぁし! トヨタが出してきた新しいロボットは何の仕事もしない! 単に「凄いね!」という動きをするのみ。どうしちゃったのトヨタ? トヨタがそんな文化的なことを始めたら、他のメーカーの居場所や存在意義は無くなってしまう。ツマらんのがトヨタなのに。
ここにきてトヨタは変わりつつある。ウルサイ私すら「面白いね!」と感じているのだからタイしたもの。今日は休日なのに水道橋のトヨタでWRCの報告会が開かれた。GRの友山プレジデントの挨拶、これまでのトヨタと思えないほど文化的で率直。
なんたって「最初はマキネン側とトヨタ側がケンカ状態でした」というWRCの裏側まで話ちゃった。「フィンランドで優勝した時は表彰台で涙が出た」。友山さん、数年前までこんな自分を出すような雰囲気じゃありませんでした。やはり変わりつつある。
報告会は司会が栗田さんで通訳に桂田さんの娘さん。栗田さんは「トヨタが勝てるとは思わなかった」といつも栗田さんらしくて良かったし、桂田アマンダ純さんの通訳ときたら、質問と答えがトンチンカンにならぬ。聞きたいことの本質が伝わってる。こら最高の通訳です。
ヨイショの司会など聞いていて帰りたくなるし、レベルの低い通訳も時間のムダ。トヨタのWRC、発表会まで文句なし! そういえば本来ならフォードとの契約が年内一杯のタナック選手がサプライズで出ていた。まぁたまたま通りかかったんだと思いますよ。
今はまだ「古い時代のトヨタ」がたくさん残っているから、ダメなブブンも多い。けれど新しいトヨタになったらライバルメーカーは存在感無くなる。ホンキでそう感じる場面が多くなってきた。
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