ハンロン
松下さんのハンロンへのハンロンです。そもそも「私が何か言ったところで、自動車メーカーのクルマ作りが簡単に変わったりしないのは、軽自動車に限ったことではありません」ここからして違う。松下さんでなく”松下さんのような原理主義者”と書いた。
松下さんや、ましてや国沢光宏がナニを言ってもムダなのは承知。というか、影響力を持っているなんて考えたこともありません。松下さんのような原理主義者はユーザーや役人や政治家やメーカーの社内に居て、それが今の軽自動車を作ったということです。
「国沢さんの軽自動車の税制が優遇されているという言い方は当を得ていないと思います」と書き「それは軽自動車界の常識だ」と権威付けている。さらに「クラウンとカローラの税額が変わっているのも優遇か」だって。こら優遇じゃないです。妥当な差額かと。
でも1リッター車の自動車税2万9500円に対し、660ccターボの自動車税7200円。重量税なんか軽自動車の方が重くたって3分の1。こういった状況を世の中の常識からすれば「優遇」と言う。「軽自動車業界の常識がおかしい」とメディアなら思うべき。
私が言いたいのは「既得権益や業界の常識を世の中に押しつけてはいけない。地方の重要な生活手段となってる軽自動車の優遇を止めることにさせる口実になる。排気量やサイズの他、価格や燃費でも誰もが納得できる自主規制ワクを作るべきだ」です。
もう一つ。松下さんは小さいクルマが正義だと言ってるけど、自分のクルマはデガいシトロエンC5。その前はボルボ。その前はベンツEクラスでした。じぇ〜んぶ3ナンバーでございます。御都合主義と原理主義の両立をしてるのだから、ある意味素晴らしいか?
--といったような話を雑誌の討論でいつもガンガンやってます。相当気合い入ってますよ。だからこそ誌面も面白くなる。なぁなぁの仲良し座談会なんか面白くもなんともない。違う意見を遺恨無くぶつけあえる、という点では松下さんは懐が深いと思います。
正面から意見を言ってくる同業者はいつも大歓迎します。私のTOPページでリンクもします。黄昏野郎は無視します。コソコソしてるヤツは大嫌いだ。
<おすすめ記事>
初めて書き込みします。
国沢さんのサイト、毎日のように拝見させていただいています。
国沢さんの説得力のある言葉に影響を受け、我が家の愛車には、ここ数年モーターレブを欠かさず注入しております。
松下さんとの理論のぶつかり合いについては半ば毎度のことでありますが、大いに激論交わしてよろしいんじゃないでしょうか。
国沢さんも基本的には松下さんに敬意を払った上で意見を述べているように感じますので、少なくとも「子どものけんか」ではないですよね。
ただ、語弊を恐れずに言えば、双方の発言にコメントする方々の書き方に冷静を欠くものが多いですね。そのために元々伝えたかったことが捻れてしまうような事があるような気がします。
私は国沢さんのサイトと同じくらい松下さんのブログも拝見してます。どちらも話す言葉に説得力はあると思ってます。
私自身、このサイトを見るまで、車についてここまで深く考えた事などありませんでした。なので、今回のことも含めて勉強させていただいてるところです。
国沢さん、これからも精力的な取材と通じて私達に色々な情報を提供し続けてください!
あと、出来たら次回我が家で購入する車の車種選定の相談に乗っていただけると幸いですm(_ _)m
シトロエンC5なんて幅が1800mmを超える大きい車は、
松下さんの哲学に反しているようで、
疑問(矛盾)を感じていました。
この議論に関しては、松下さんも国沢さんも何やら論争があらぬ方向へ・・・という感想を持たざるをえません。
そもそも、軽が「優遇」なのではなく、軽ぐらいの税金が「妥当」で、リッターカーの税金が高すぎるだけなのです。車は既に贅沢品の範疇を完全に外れて必需品。消費税だって徴収しているのだから、それ以外に取得税だの重量税だの自動車税だのそんなもの不要なんですよ。
小さいっていうならXL-1ぐらい小さくして、都内はコレしか走れないようにして税制優遇する、「新軽」規格でも作って、中途半端でシッカリ普通車1台分のスペースを使ってしまう現行の「軽」規格なんて撤廃してしまったほうがいいと思います。
Smartとか結構心惹かれるんですが、現行モデルは軽じゃないとか、iQ買ってもバカ高い税金取られるとか、変ですよ。
そういう変な部分を直すべきなのであって、奇怪な軽規格を残す前提で、税が高いの安いの豪華すぎるのと議論の方向が間違っていると思います。
私はiQぐらいの電気自動車に軽の税金程度で乗りたいです。
いいですねこーゆーの。
鉢呂さんの辞任会見よろしく、ジャーナリスト対ジャーナリストのぶつかり合いがあってこそ健全なジャーナリズムだと思います。
自動車に限らず、税金高いっす。
使途、係る金額、結果どうなるか?を明示した上で請求されるのなら納得して支払うと思いますが。
ベストカーの座談会しかりですね。
前回もええっ、○○さん、トヨタのそのクルマですか?
わけわかんない。
そのクルマでみんなを思考停止に持ち込もうとしてるでしょ?
てな具合でしたが、それぞれのバトルを誌面におこす
編集も大変ですよね。
先日もうちの会議がサラリーマンNEOみたいな会議になって
終了後に仲良しの同僚と・・・!
丁々発止、よく考えたことを発言しながら
議論が本質に向けて、深まっていく・・・
そんな議論は大いに良いです!
軽の税金を変えずに1Lの税金を大幅に下げてもらえればそれで不公平感はなくなると思うんですが。
軽のサイズ、特に幅は確かに中途半端な気もしますが、車庫証明が必要になるようだと面倒です。山間部では何代も相続手続きをせず、誰が筆頭者か分からなくなっている土地に置いていることも多いからです。車庫証明が必要になった瞬間に、車を持てなくなる人も少なくないです。公共交通機関が衰退している地方では、これは厳しい。
軽の優遇を何とかしろ、と言われる方には
日本の地方の実情を知って欲しいですね。
松下さんより国沢さんのほうが正々堂々とした書きっぷりに見えます。松下さんはコメント欄で他人に擁護させてるからずるい。今回喧嘩売ったのは国沢さんだってだけです。
んで軽の枠の話、僕は重量のみでやるべきだと思うんですがいかがでしょう。
現状サイズと排気量って枠が二つあるから、パワーに対しサイズがでかすぎる効率の悪い車が出来上がってるし、海外には通用しない枠だから輸出もできないですよね。排気量もエンジン以外の動力が出てきたし。
双方の主張及び読者の擁護コメントなど楽しく読ませてもらいました。
双方意見の違いはともあれ、理想の車は大体同じだと思われます。
たどり着く道筋の違いが、立場を変えている感じですね。
税金の事だけ考えれば、1CCあたり10円。660CCなら6600円
2000ccなら2万円って感じだと皆、納得だと思いますが、いかがでしょう。他の制限はもうけない。そうすれば、もっと、アイデア豊富な車が出来そうです。660でも横幅少し増やして安全性に振るとか
2000でも小回りの効く車体を作るとか、楽しめる車も増えるとおもいます。
税金の事は置いとくとして、安全装置に関しては申し訳ないですが松下氏の意見に賛成です。
どんどん普及させてコストを下げるほうが良いに決まってると思います。
軽でも結構みんなスピード出してるし、また安全に関しては「ドライバーの責任」だけでは済まないと思いますし。
コメント欄での反論は悪者にされそうで書き込みしづらいですね。
国沢さんと松下さんの考え方の違いと、それぞれを支持する読者をみているとまさに日本社会の縮図です。
結論からいうと、国沢さんタイプは35歳までは重宝がられて課長までの出世は早い。一方、松下さんタイプは若い頃はパッとしないが、中年になってからは上司からも部下からも安心できる人物ということで少なくとも部長まで出世する。
しかし、今の日本は松下さんタイプの管理職ばかりなので行き詰ってしまった。今後は、国沢さんタイプが政治でも経済でも中枢にいないと、本当に日本は沈没します。
ちなみに野田首相、民主党選挙では、国沢さんタイプの演説だったのに、現在すでに松下さんタイプに変身してしまった。もう期待できない。
意見のぶつかり合い、大いに結構な事です。
はっきり言わなければ、何も伝わりません。
諸外国の暴動に近いデモ、ある意味今の
日本に必要では?
裏で何を言おうとも伝わりませんので。