バーレーン超快適! 民族衣装のアラビア人がビール飲んでるの、初めて見た~(30日)
バーレーンという国は初めてであります。サウジアラビアとカタールに挟まれた島国。お酒厳禁のサウジアラビアと橋で結ばれており、皆さん息抜きにやってくるという。泊まっているホテルのバーで白い民族衣装着た人達がビール飲んでるのを見て相当ズッコケましたね。どんな宗教も人間のココロとバランスを取っている人達がいるってことでしょう。
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人々は温厚である。物腰も柔らかい。サーキットのオフィシャルなどと接しても全く尖った対応をしない。少し権限を持たせるだけで妙にエバる輩が多い国って多い。良い意味でこれが本来のアラビアの人達なのかもしれません。2日間過ごしただけですっかり馴染んでしまった。お酒も自由。もちろんムスリムの国に共通することながら割高ですけど。
サーキットに行くと当然ながらいろんな人達に会う。日本勢がF1から撤退してすっかりメディアも少なくなった。上の熱田さんは数少ない「全てのF1の取材に行くカメラマン」です。こういった人達がいるから日本に居てもF1の情報入ってくる。今シーズンのF1は21戦。日本出て帰るまで最短でも5日間。100日以上F1と一緒に世界を回っているワケ。凄いです。
サーキットは首都マナーマから30分くらいの砂漠(というか雨の降らない岩石地帯。いわゆる土漠)の中にある。昼間熱いけれど、日が暮れる頃から素晴らしく快適な空気感になる。すると太鼓叩く人が出てきたり踊る人が出てきたりコンサートが行われたりとお祭り騒ぎ。金曜日、土曜日とスタンドの人は少ないけれど、サーキット大賑わいです。
意外なことにプレスの数は少なく、ピットレーンを歩いていてもあれこれ制約無し。なにかとウルサイF1と思えないほど自由に移動できます。また、他のサーキットだとカメラや見物人で近寄れないフェラーリなどもピットの直近まで行け、あまり見られないエンジンカバー開けた状態のパワーユニットなど眺められちゃう。クルマ好きにゃシンボウたまらん!
いや、クルマ好きじゃなく私は情報を伝えるために居るメディアです! でも楽しいんだから仕方ない。クルマをおかづに御飯10杯くらい食べられる! ワインも1本開けられますね~。そいつをオモテに出しちゃイケナイという厳しい修行なのだった。トロロッソ、ホンダと仲良いといことでピット内にあるゲスト用のコーナーでフリー走行を見せてくれた。
すると三橋さんというカメラマンがドライバーを狙っているではありませんか! これに気づいた私は、厳しい修行をしている顔をしなければなりません! 思いっきり威厳を持たせてみたました。そしたら写真撮られちゃいました~! しくしく。閑話休題。とにかくトロロッソとホンダの雰囲気は素晴らしい。良いパートナーを見つけもんです。
レッドブルは本当の意味でのプロフェッショナルなチームで、今までメディアに対し距離を置いてきた。されどホンダに対し様々な便宜を図ってくれるそうな。トロロッソと全く違う意味で素晴らしいパートナーだと思う。今のような関係を続けていくことが出来たら、今シーズンはF1ファンも久しぶりに楽しめるんじゃなかろうか。ということで間もなく決勝です!
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