ボルボS90の自動運転の試すためスペインへ(20日)
成田10時20分発のKLMオランダ航空でアムステルダムへ。私が初めてヨーロッパ に行ったのは、1984年でした。ベストカーガイドの編集部を卒業し、フリーになった直後であります。目的は第二期のホンダがカムバックした翌年のイタリアGPと、その前の週に開催されたWGPのサンマリノ取材。アムステルダムに入 り、ミラノへ。
当時は直行便が無く、安いチケットだと南回り。アンカレッジにワンストップする北極回りは高かった。それでもフリーランスになった気合いでKLM を選んだ。 機材はB747-300。今回の機材も今や希少になりつつあるダッシュ8じゃ無い方のB747。下を見て20年前の機材ですワな。ただ内装はリニュアルされており、古さは感じない。
というかB747の乗り味、積極的に好きである。A380のように妙な揺れ方をしない。ドッシリ飛んでる感じ。その翌年行った2回目のヨーロッパもアンカレッジ経由のブリティッシュエアライン。しげの秀一さん同行でバリバリ伝説の取材ということもあり、講談社がビジネスクラスを出してくれました。20歳代としちゃ望外の豪華旅行です。
フランクフルトとローマで借りたレンタカーは全て一番高いクラスだったし、ホテルも豪勢。パリなんか当時TOPクラスだったジョルジュサンクのスイートでしたから。前の年のイタリアGP/サンマリノGPの貧乏旅行と好対照だったけれど、 どちらも楽しかった。久々にKLM乗ったら、そんなことを思い出しましたね。
ちなみに初めて見たWGPは片山敬済選手がホンダに乗っていて、250ccクラス に出ていた福田照男選手はTOP争いをしていて転倒。翌週F1 を見にモンツァに 行ったら、ホンダの川本さんが来てました。レースは序盤にリタイア。まだ ショートストロークの頃のエンジン積んだウィリアムスです。プレスパスはベストカーガイドで取った。
たまには昔話など。初めてル・マンに行き、TV観戦組からアップグレードしたの は1990年。この時はアエロフロート以外のエアラインにもモスク ワ経由が許された直後。モスクワで給油のため1時間くらい停まるのだけれど、ボーディングゲートには小銃持った兵隊さん居て「やっぱすげぇな!」 と思った。この年のル・マンは日産が暴れました。
日本とアメリカ、ヨーロッパという三つのチーム出し、予選でポールを奪取! けっこう派手な戦いをするのだけれど、後で聞いたのだけれど最初から 完走は難しかったそうな。それでも朝くらいまでライバルに呉した速さで日本車が走っ たル・マンは、この時が初めて。トヨタも3台出してたけど、最初から勝てる速さ無く、ツマらん展開でした。
そんなことを考えているウチ、フラントタイム11時間5分でスキポール空港着。1 時間のトランジットタイムでマラガ行きのA320に乗る。さらに 2時間45分飛んで到着。今宵の宿は海沿いのリゾートです。明日は半自動運転(今日の段階で内容は不明)が可能なボルボS90/V90の試乗。 けっこうワクワクしてます。
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