ポールから何とか3番手!(9月6日)
今日はメディア対抗ロードスター4時間耐久レース。エンジン誌チームのタイムアタッカーと言えば大井タコ之である。このレースの予選、事実上の市販車筑波最速ドライバーの証明なのだった。現役バリバリのレーシングドライバー集まる中、ポール率で圧倒的であります。
しかし! 今年はラリーでもダートラでも絶好調の鎌田卓麻選手に走って貰おう、ということに。するとどうよ! 見事にポール奪取! 鎌田選手、ラリー界の代表として存在感を示しましたね! 25回を迎えるこのレースでラリードライバーがポールを取ったの、初めて。アッパレです!
これでプレッシャー掛かっちゃったのが村上編集長を始めとする3人のドライバー。だってポール取れるドライバーが2人もいるのだった。これで結果を残せなかったらアカンすから。ちなみに今年のハンデは120秒! スタート後、どこかで120秒のピットインしなくちゃならん。
スタードグリッドは先頭イン側。編集長または副編集長がスターティングドライバーという決まりだからしてプレッシャー100%の村上さんでございます。驚いたことに新型ロードスターがフォーメーションラップの引っ張り。素晴らしいデビューになりましたね!
16時にレーススタート! 村上さんが無事に担当スティントをこなすも、120秒のピットストップをすると約2ラップ遅れ!最大189ラップくらいのレースを考えると大きいハンデだ。ほとんど最後尾で2番手の鎌田選手にバトンタッチ! ここから追い上げだ!
するとどうよ! 本来なら45分(39ラップ)走る予定だったのに、ペースカーが入ったため30分くらいで3番手の乃美選手へ交代。この時点で私は予定通り45分の4番手担当と、チェッカー前の15分の担当になる。5番手の大井君が連続して走れる時間を超えるからだ。
乃美選手は担当のスティントをこなし私の番。4番手ドライバーの役割ってアンカーがキッチリ勝負出来る環境作りです。燃費厳しければ節約しながら可能な限り速く! タイヤの状況に問題あれば(今回は左前輪が良くなかった)、45分で良い状況としていく。
今回走り方を大きく変えたため、燃料減らない割りにタイム出てる。何と! 1時間残して大井君にバトンタッチした時の燃料残量6分の5! 4時間で90Lの使用制限なのに、1時間で40L近く残せたのだった。これならフルにロードスターの性能を引き出してくれるかと。
そしたらどうよ! 10分走ったトコロでペースカー! ってことは私が最後の45分を走ると言うことを意味する。56歳のジジイは45分の担当スティントでレーシングスーツが洗った直後のような状況。熱中症、大丈夫か? 走り出すと、案外イケる! ラリー用に鍛えてたからか?
加えて燃料も残ってる! ロードスター耐久レースで初めて6500回転まで使ってみたら、タイムもキッチリ出ますね! ちなみにピットアウトした時点で2位! 同時ピットアウトがCT誌の助っ人ドライバーである若手実力No1と言われる山下健太選手!
もちろんそのときは誰だか不明。一旦抜かれ、3番手になったため回転制限を止めて抜き返す! しかし! 半周くらいで抜き返され、何とか追いつこうと頑張るも、少し縮まったかと思ったら離されるという状況。ずっと3~4秒差で追走するも、やがて燃料厳しくなってきた。
ラスト8ラップくらいで残量警告灯。ピットから「ガス欠するより3位で良い」という指令を受けペースダウン。後で聞いたら山下選手は燃料ほぼ満タンだったそうで、レースのベストラップまで出しちゃいました! こら相手が悪かった。孫まで居るジジイにゃかなうわけ無い。
結果、1位から44秒4遅れの3位。ベストラップは1分10秒516で全体1位だった山下選手にゃ届かないけれど、私も10秒891。タレたタイヤとしちゃまぁまぁでしょう。これで鎌田選手と大井君のスティントがフルだったら‥‥。レースに「たら」「れば」は無いっすね!
来年シートがあれば、燃費担当に戻ります。
<おすすめ記事>