ミライでクルマの楽しさを思い出した(29日)
夕方に到着後、20時に「切りの良いところで晩ご飯行きましょう」。戻ってすぐ作業再開。あっという間に翌日になり、気がつけば明るくなってきている。イ ベントで使うタイヤの最終判定(細かいデータ取る時間が無かったため、私のエイヤッという怪しいカンです)終わったら5時過ぎ。
いよいよ植草君の出番です!
けっこう広範な面積のステッカー張りや、競技の安全基準を満たすためのシート&シートベルトの付けなおし、移設したスイッチ類の固定、リアバルクヘッドの装着など、作業は山積み。当然の流れで明るくなりました。ただ今回は連続徹夜状態ではありません。普通の徹夜なら余裕。
ちなみにターマックラリー用を履かせて走ってみたら、もう笑っちゃうくらい楽しい! ミライのフロアって燃料タンクやスタックを搭載するため複雑な形状している上、普通のドリルじゃ穴空かないほど硬い超ハイテン材が使われている。その上で溶接構造のロールケージ入れた。
右はラリー洞爺に向けメンテ中のラリーフ
もはや「フル補強のラリー車」と同じくらいのボディ剛性感出てます。ベタベタにグリップするタイヤとしなやかなサスペンションを組み合わせたら、なんちゅうか「最高だね!」って感じ。リーフも楽しいけれど、ミライはアクセル開度により燃料電池関係の音もするから一段と味がある。
それにしてもリーフとミライのラリー車が2台並んでいる姿を見ると不思議な感じ。ラリー車に仕立てようというアイデアは誰でも思いつくだろうけれど、図面やマニュアルも無い状態にも関わらず全て現物合わせの一品モノで作っちゃう喜多見さんの構造はどうなってるのか?
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最近少しばかりクルマの楽しさを見失っていた私ながら、なんかワクワクします。新しい技術の可能性を探ったり、誰もやってないことをやるのって、オモシロイっす!
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