リーダーズⅡを見て日産リーフを思う(26日)

アメリカのカースクープが今年9月にデビュー予定の次期型リーフの情報を伝えている。車体はセレナと同じくキャリーオーバーのようだ。スクープ記事のCGはモーターショーで発表した『IDS』のデザインコンセプトを現行リーフのハードポイントに重ねたんだと思う。雰囲気は近い?

カースクープの予想イラスト

驚くべきは電池搭載量である。現行リーフの30kWより大幅に増えると言われているが、カースクープによれば40kWと60kW仕様をラインナップするそうな。電費を7km/kWhとすれば、40kWで280km。60kWなら420kmの航続距離ということになります。十分な性能と言える。

全日本ラリー選手権でクラス優勝した実力はホンモノです

ただ夜間電力契約だと安い電気は10時間のみ(8時間契約も有り)。家庭用200Vは1時間あたり3kWしか入らない。10時間だと30kWです。60kWとなれば10時間充電して半分。こうなると家庭用の6kWタイプの充電器が必要。逆に6kWタイプが出回れば、60kWの電池積んでも問題無し。

しかし! 日産にはその前にやるべき点がある。現在のユーザーへのフォローだ。『リーダーズⅡ』を見て実感するのが、トヨタのユーザーに対する気配り。だからこそ初代プリウス前期型の電池を生涯補償にした。一方、リーフの初期ユーザーって何のフォーローも受けられていない。

私は次期型リーフを魅力的だと思う反面、日産を信じられないでいる。トヨタだったら絶対に買うだろう。今からでも遅くない。ぜひとも初代リーフのユーザーが納得するようなフォローをお願いしたいです。少なくともひた隠しする現在使っているバッテリーの容量を教えるくらいやるべきだ。

この件、現行リーフの開発担当者に何度も頼んでいるのだけれど、毎回ノラクラ逃げられ一蹴されてしまう。まぁ私の実力が無いためですが‥‥。ユーザーに対する愛情もヘッタクレも感じないのは残念でならぬ。日産の中にも「そのくらい公開したらいいのに」と思う良識派が山ほどいる。

国内販売担当の星野さんに日産の悪しき連鎖を断ち切って欲しいと強く強く期待したい。ゴーンさんもそれを望んでいる。良い意味で忖度してくださいまし。せめて既納分のリーフのバッテリー交換を有償で何ら問題無いので、可能な限り頑張った費用にしてください。でないとゴミになります。

私の初代リーフも航続可能距離100kmを割った。こうなると気軽に乗れない。たった6年でゴミになりそう(泣)。夜ベッドに入ると全国のリーフユーザーが泣き声が聞こえます。私もメディアでリーフをすすめ、カー・オブ・ザ・イヤーで10点を入れた責任を痛感する。力不足で申し訳無い!

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