リーフRCに乗る
リーフRCの試乗&リーフの工場取材。追浜に10時15分集合ということで時間に余裕みて8時45分に出発したら、幸浦出口大渋滞! 八景島に行くクルマらしく、まったく動かない。そこで横横の朝比奈から行こうとしたら、お墓参り渋滞らしく全く動かず逗子ICへ。10分づつ消費し、到着したらギリギリ。
工場についちゃ明日のECOカーアジアで。リーフRCの前にリーフの試乗もどうぞ、というので乗る。ナニを隠そう自分のリーフで全開したことなし。というか全開する理由もない。遠慮無くアクセル踏み、コーナーもキッチリ攻めてみた。解っちゃいたけれど、120km/hまでの加速たるや素晴らしく、コーナーも良し!
こんな電費、初めて見た
意外や意外。アクセル全開で走り回って2,4km/kWhも走る。街中で8km/L走るガソリン車だと全開でテストコース走ると2km/L台。街中で8km/kWh走る電気自動車も同じような落ち込みになるのが興味深い。コーナリングもECOタイヤ履いてる割に粘る。前後の重量配分、いいですから。
エアコンはフル稼働
これまた解っていたことながら、アクセル全開で走ってる時はエアコンの全力消費量など無視出来るレベル。したがってエアコンをオフにしても走行可能距離は伸びない。おそらく誰でもリーフを全開で走らせたら「電気自動車なんて遅いでしょ?」というイメージは吹き飛ぶことだろう。
ということでリーフRC。東レ製のモノコックは純レーシングカーの如し。東レのカーボン技術、世界トップクラスである。もちろんF1などと同じオーブンで焼いたホンモノのドライカーボンです。だからこそ300kgの電池を背負いながら1トンを切れる車重が可能になったワケ。
たった109馬力のレーシングカーと思えぬ
乗った感じは「ECOカーアジア」の動画を見てください。タイヤのグリップを下げたら、外から走りを見ていても楽しい挙動になるかもしれません。意外だったのは「暑くないこと」。ヤカンや湯たんぽ抱いて走るエンジン車と全く違う。走り出せば外気がガンガン入って来るのだった。
日産は、少なくとも広報についちゃ変わり始めている。というか本来の日産に戻りつつあるように思う。今回の試乗会、制限速度や「あれはダメ。これもダメ」という制限無し。ホンダと共に、本来「クルマの楽しみ方」を知ってる会社だったことを思い出した。この流れ、途切れなければ面白くなる。
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私も今日初めてリーフに試乗しました。乗り心地も良かったですし、モーターの加速は上質でした。試乗した時の満足感はプリウスより上でしたけど、あの形状のシフトレバーは扱いづらかったです。
また営業の方の知識も豊富で、100万円ぐらいの急速充電機の話もしてました。ただリーフはディーラー2店舗で合計2台しか売れてないとのことで川内市内ではi-MIVEの方が多いとの事でした。川内原発が三菱重工と係わりあいがあるからだとか・・・それとその店には急速充電器が置いてありました。国沢さんは存じてる事と思いますが、日産の軽ってスズキと三菱のOEMなんですね。マツダもOEMしてますし、開発コスト抑えてますね。
日産の広報の件、嬉しいですね。
頑張って欲しいものです。
リーフRCの動画、拝見しました。
その加速感が伝わってきます。
そして、動画を見てもわかるのですが、
ここからもうちょっと最高速が伸びていけば、
もっと良いのにってところでしょう。
このあと、どんなチューンがなされるのか
楽しみが増えました。
今はこのリーフRCで市販リーフの素性の良さを
アピールしていくのでしょうから。
最後にVWとスズキ。
GMのようにはVWはいかないでしょう。
VWはとてもしたたか。
かつ、アジア市場での信頼もブランドバリューもとても高い。
想像以上に厳しい注文どころか
実行に移していくと思います。
ちょっと心配です。