信頼関係
最近飲食業も厳しいのだろう。私も痛いくらい解る。でも信頼を失っちゃアカンと考えます。このところ「それはダメでしょ」を2回体験した。まず先週のこと。越後湯沢で2合の熱燗を頼んだら、妙に軽い。ありゃ? とチョコにそそいでみたら、なかなか出てきません。あまりに強烈なので、飲まずお兄さんにコップを持ってきて貰う。
その場で2合徳利のお酒をコップに移し替えると半分しかない! 普通2合徳利と言えば360cc。業務用だと少し足りない330cc程度か。コップ半分は100cc。厳しいのかもしれないけれど‥‥。徳利の場合、上までお酒入ってなくちゃ。ちなみにドイツなんかグラスに線が表示してあり、そこまで必ず入ってる。
今日は原稿が早めに終わり、うなぎ屋も休みなので石神井公園の沖縄料理屋に行った。43度の古酒の水割りを頼んだら、グラスに3分の1しか入って居ない。飲むと超薄い! ウイスキーの水割りと同じく、泡盛1に対し、水1の氷1でちょうどグラス一杯かと。しかもウチで同じことしたら薄くないもん。
寝転がり禁止の店です
どのくらい薄めましたか〜? と聞いたら「すみません」と作り直してきた。2杯目はロックにしてもらい、水を頼んで割る。そしたら2杯目の方が圧倒的に美味しかったです。ちなみに沖縄で43度の古酒を1合頼むと、それだけでヘロヘロになるほど。比較的新しい店だったが、まぁ長くないと思う。
ズル賢く稼ごうとするなら、やはり賢くなくちゃダメだ。それが出来ないなら、信頼感だけで頑張るしかない。以上、商売下手な私にタイする慰めです。
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時には、世の憂いを晴らしてくれる場所でもあるはずの「呑み屋さん」ですが、困ったものですね〜。
ところで、由来は知らないのですが、昔から「酒屋」では、清酒の四合壜は720mlなのに、二合壜というと専ら300ml詰のものを指します。