北海道、美味しくて美しくてガラガラです(2日)
試乗以外で北海道に行くならめったに行かない場所にしよう、ということで釧路から標津に向かう。北海道、”しべつ”と読む場所はたくさんあります。アイヌの言葉で「大きな川」という意味。途中、中標津あたりから農地の大きさに驚く! 外国に負けないくらいの規模だ。このくらいで農業やった価格競争力もあるんじゃなかろうか、と考えていたら‥‥。
家が大きくて立派! さらに農機も巨大です。1億円以上することも普通。日本の農業も高齢化で農地を手放す人がたくさん出てくることだろう。そうなったら良い機会なので欧米に負けない規模で農業をやるべきだと考えます。そうすれば農産物の価格下がり、結果的に国内食糧自給率の上昇になっていく。今のような補助金頼りの小規模農業は通用しない。
それにしても北海道、空いてます! 標津といえば北海道で多数の店舗を出している『福住』の本店ある。普段なら昼時は並ばなくちゃダメだというが、今日など空席目立つほど。昨日の虎やもそうだったけれど、確かに地震の風評被害大きい。外国人だけでなく日本人も少ない。混んでいる店すら空いてるのだから、普段からそれなりの店は死活問題だと思う。
福住本店の海老天せいろ、なんと5海老もついている。相当大きいし! ソバの盛りだってケチってない。最近ケチなそば屋は上げ底のザル使います。大きいと言えない標津の街じゃ目立つソバ屋さんだ。ちなみに目の前に国後が見える。半分でいいから返してもらい、そこからジックリ交渉を始めればいいのに。今のやり方は「いらない」と言ってるのと同じ。
空いていると言えば釧路の有名な観光名所になっている駅前の市場も閑古鳥が啼いていた。地震前までたくさん居た外国のお客さんは壊滅状態。日本人も少なく、お客さんより店員さんの数が多いほど。見ると美味しそうなサカナをたくさん並べている。自分のクルマなら買って料理して食べるのに! ただ北海道全般に言えることながら、蟹は高い。
泊まりは阿寒湖。現地の人に聞くと台風過ぎて突如寒くなったという。なるほど昼間で15度。阿寒湖に着いた夕方には吐く息白く、10度を下回っている。明日の朝は確実に5度を下回るそうな。山の上の方で紅葉も始まっており、秋の観光シーズン真っ盛り。今回、何を食べても美味しく、カンペキに食い過ぎ。晩ご飯は海老だけでお腹いっぱいであります。
10月1日から「北海道ふっこう割」という補助が始まっている。宿泊施設は最大70%引きだというからスゴイ! 2万円の宿なら6000円で泊まれる、ということ。今回私は間に合わなかったけれど、これから北海道旅行に行くというならぜひ使ったらいい。というか、この補助を使わなかったらもったいないです。秋の北海道、最高ですね! 帰りたくない。
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