台風9号、予想以上に心配。さらに台風10号も怖い!(21日)
台風9号、当初は「ちっさいから心配無いだろう」と思われていたけれど、どっこい! 八丈島で風速50mを記録した! 時速にすると約180km/h。ハンパな風じゃ無いないです! 9時くらいの状況を見ると、伊豆大島で常時30m近い風が吹き始めた。雨域も予想以上に広くてパワフル。日本の南側の海水温度が高く、湿度も高いからです。
TVなど見てると台風の切迫感無し! 「来るぞ来るぞデガいぞ!」と騒いでるときは案外空振り。台風9号のような時に大きな災害がやってくる。いずれにしろ雨も風も心配。出来れば関東の人は「早めに帰る」というより、少し残業するくらいの気持ちでゆっくり帰りたい。東北地方であれば「なるはやで帰宅」くらいの気持ちで。激しい時の移動は危険だ。
また、風や雨に対する対策もキッチリしておきたい。さすがに陸上で50m吹くことなどないだろうが、25mくらいなら十分考えられる。100km/hの風である! バイクが倒れることだってあるだろう。加えて進路は累積雨量の多い北海道。これまた今以上に強い雨雲を伴っているため、決定的な被害になる可能性大。避難勧告など出たら早めに対応を。
ここまで読んで「台風9号は東日本だから心配無いだろう」と思っている西日本の人も居ると思う。どっこい! 迷走している台風10号(種子島の南東海上で停滞中)、今は990hPaの最大風速30mで暴風域も無い。けれどこのあたりの海水温が高く、発達していく。しかも3日間くらい停滞する可能性出てきた。3日後の勢力、何と960hPaで暴風域もガッツリ出来る!
ちなみにこれは私のヨソウでなく、海外の台風情報をまとめたもの。気象庁はあまり当たらないです。週末の台風予想も出さないし。最悪のケースだと、最大風速55mという強い台風の勢力を維持したまま25日夜から30時間以上沖縄近辺に停滞するかもしれない。この規模の台風が長い時間停滞すると、想像できないほどの被害が出る。要注意です。
台風の間、休み明けの会議や、素晴らしいリザルトを残したオリンピックを振り返って楽しむのもよい。メダル41個は素晴らしい! 新しい世代が育っている し、コーチの世代も変わったのだろう。「運動会の徒競走は差が付くからやめろ!」という平等主義世代の保護者がいなくなり、いわゆる鬼コーチを許すように なった。日本全体も変化の兆しか?
自動車産業は若干スポーツ界より平均年齢が高い。ことなかれ主義者の強い時期はタイムラグある、ということです。5年遅れくらいか? 日本の自動車産業、蓄積が大きくノウハウもたくさん持っている。今から頑張れば5年後に全く違う状況になっている可能性だって大きい。夏休み中、日本の自動車業界について嘆いたけれど、オリンピックで励まされました。
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