嬉しい

建て前からすれば「自動車評論家は資格など無い。名刺を作ればその日からヒョウロンカ」なのだけれど、実際そうもいかない。何より仕事が来ませんから。同じようにネットの媒体も「ブログ作ればネット媒体」と言い張ることだって可能。ブログ作ってモーターショーのプレス申請する輩もいる。

「広報車を貸して欲しい」という剛の者もいるそうな。世間知らずは恥ずかしい。当然ながら全てハネられます。さて。私はいつからヒョウロンカとして認識されるようになったのか? フリーになって初めて試乗会の案内を送ってくれたの、ホンダでありました。以後、自然にこのギョウカイに入れた感じ。

同業者のなかにはメーカーに「フリーランスとして独立しました。試乗会などの案内をよろしく」と宣言してギョウカイ入りする人もいるようだけれど、残念ながらそういった才覚を持っていない。アピール下手なのだ。永田には「実力が付けば認めてくれる。それまで辛抱しろ!」と言ってあります。 

1999年から始めた『KUNISAWA.NET』も同じ。今や3万人くらいの人が定期的に見てくれるものの(コンビニに置いていない専門誌と同等の読者数です)、ネット媒体として名乗ったことはない。試乗会なども私個人のワク。したがって媒体向けの試乗会&撮影会などは参加しておらず。

長い前置きになった。本日、初めて媒体として案内を頂き、試乗会(エクシーガのチューンド・バイSTI)に行ってきました。嬉しいやら恥ずかしいやら。もちろん率直に嬉しいです。今後もクルマ好きのための信頼される情報源となるべく頑張って行きたい。

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5 Responses to “嬉しい”

  1. 関空大好き より:

    国沢さんのネットでの活躍が認められおめでとうございます。   私は国沢さんが「ベストカーガイド」でバイトとして働いておられた時からの単なる車好きですが、当時は徳大寺さんで10年程前は黒沢さんになり現在は同年代となる国沢さんの評論に共感や発見を感じます。   ホームページやブログは長い間続けると、その人の人間性・性格・いきざまが多くの人に知れ渡るのですが、同じ日本人なのにささいな解釈の違いが大きな誤解を生む事もありますね。   特にとうりすがりで初めて覗いた人などが勝手な解釈でコメントしたりもしますが、今後も国沢さんならではの視点で斬新な意見や評論を期待しています。   仕事と釣りのしすぎで体調を崩さないように御自愛ください。   

  2. ken より:

    おめでとう御座います。
    いつも拝見させて頂いております。
    ますますのご発展をお祈りしております。
    取り急ぎ、失礼致します。

  3. Daisuke より:

    おめでとうございます。自分も毎日見ています。
    先日の東モ探検ツアーで国沢さんにお会いした際に
    国沢さんが身につけているパスに「KUNISAWA.
    NET 国沢光宏」と書いてあったのが非常に
    気になっていたのですが、こういうことなのですね。
    これからも国沢さんの視点を楽しみにしております。

  4. 直樹 より:

    遅ればせながら、おめでとうございます。ですが今回の件は、一読者の私としては少々意外に感じました。なぜなら私としては、知りたいと思っていたような情報、またはまったく知識として持ち合わせていなかった情報を教えていただける数少ないネット媒体だと以前より思っていたからです。これからも多角的なご活躍を続けられますよう、頑張ってください。応援しています!

  5. トレイル より:

    おめでとうございます。遅れましたが、東京モーターショウの”ベストカーのガイドツアー”楽しめました。次のモーターショーも楽しみにしています。

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