富士重工社長交代
日経Webが自動車関連の特ダネを連発してる。寝る前にニュースを見ていたら「富士重工の社長交代」だって。深夜2時のニュース、たいていスクープ。この時間だと他社は印刷が間に合わない。もちろん6月に社長交代、ということは皆さん知っていた。吉永専務か、開発のTOPか、です。
トヨタから来る、という説も流れていたものの、可能性としちゃ副社長クラスだと言われていた。果たしてスバルは変わるだろうか? ちなみに森社長は土佐の出身。土佐というと坂本龍馬をイメージするだろうけれど、例外中の例外だ。だからこそ脱藩を繰り返した。土佐人って山内容道のような保守派が多い。
森さんは「海外を見た保守」なんだと思う。このあたり、多くを書かない。森さんになってからのスバル、ずっーっとアメリカを見てきた。だからこそレガシィが売れ利益を確保できている、という評価も出来ます。新しい体制はどうなるだろうか? こうなると気になるのがDNAを次々と棄ててきた三菱自動車。
このあたりで電気自動車を推進した業績を残し、新しい流れを作るため、そろそろバトンタッチの時期だと考える。スバルと三菱自動車、マツダのようなメーカーが個性的なクルマを作るからこそ日本の自動車産業は盛り上がる。良いクルマかもしれないけれどソソらないレガシィを見る度に「う〜ん」と思う。
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燃費が良くない、スタイリングが普通、安くも無いスバルは興味がありません。
スキーはお金がかかるので、行かなくなりましたから4WDも必要ありません。
ようするに「普通」になっちゃった「スバル」は私には存在する意味など無いということです。
トヨタのFT86、スバルの血が流れるクルマであって欲しいですね。
それは、ただ単に水平対抗のフィールではないと思っています。
新型のインプセダンタイプを買い換えた友人が複雑な表情で語ってました。
インプのようでインプではないような気がしてねぇ・・・と。
戦国時代好きとしてはチョット微妙な感じですね。
森社長や坂本竜馬の詳しい家系図はしりませんが、
山内容道公含め土佐藩 上士は1601年以降 関ヶ原の合戦での恩賞で中央から入って来た人たち。
対して古くから土着していた長宗我部氏等の元家臣達は下士とされ虐げられていた人たち。
坂本竜馬、中岡慎太郎、岩崎弥太郎、武市半平太等は下士、長宗我部元親も関ヶ原の合戦まで生きていれば徳川の天下になったかどうかと言われた人なので、土佐人も侮れません。
ベストカー最新号の特集記事に、ドンピシャですね〜。
如何に独自性を守りつつ、経営者として会社をどう存続させ発展させるか、もの凄く厳しい時期の新社長さんになりますね。
ニューレガシィも今度のインプレッサも確かに、アメリカンな感じが。
トヨタや日産なら大事な事が、スバルや三菱には下手すると危機にも繋がる表裏一体の大衆性。
トヨタは楽しい魅力的な車を造るとか言い始め、スバルが大衆性のある車造りしだした事は、今という時代が如何に混沌とした模索の時代になっている現れなのでしょうか。
でもスバルや三菱そしてマツダには、個性的な車造りを打ち出した中で生き残って欲しいですね。
つまらなくても良かったトヨタですら、つまらない車だとヤバいと気付いてきた事を思うと、
やはり車は、楽しいほうがよいです。