尖閣、風前の灯

石原知事が東京都で尖閣諸島を買うと言い出した件、中国は相当真剣に作戦を練っていると思われる。そもそも石原知事のニュース、中国でほとんど報じさせなかったことを見ても深刻度たるや大。中国に詳しい人たちは(自動車メーカーの中国担当はメディア以上の時事問題情報収集能力を持つ)本気で心配し始めた。

すでに中国政府も日本政府に向かってシグナルを出し続けている。今のところ何とか自制しているようだけれど、いつ実力行使に出てもおかしくない。実際、中国の漁船に中国の軍艦が付いてきたら、日本政府はどうやって対応するのだろうか。どじょう に自衛隊を出して交戦権を与えるほどの気合などないと思う。

一度引けば向こうのペースだ。そのままズルズルと流され、気が付けば逆一夜城作戦をやられることすら考えられる。一度中国に上陸され、ベースを作られたらオシマイ。こんな簡単な領土戦争はなし。おそらく中国は1発も撃たないで尖閣の島を奪えることだろう。石原さんもお坊ちゃんなので、戦略からして甘いです。

領土奪取を強行に行う一方、ビジネスベースでは逆張りして超友好ムードを演出すれば(甘い蜜もたっぷり用意してくることだろう)、日本側だって全面抗争という手も使いにくくなってしまう。中国との断交は経済の決定的な縮小を意味する。このままだと尖閣は99%中国に実効支配されちゃうかと。

本日も朝から原稿書き。幸い整体の効果が残っており、腰の調子も良い。座った状態から立ち上がって1歩で背筋伸びる。2〜3歩は背筋伸びない、というようになったら川口に行かなくちゃなりません。夕方から中野に行き奥の間で原稿書き。昼間は調子良かったのに、夕方から厳しい修行でした。

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4 Responses to “尖閣、風前の灯”

  1. アミーゴ5号 より:

    遂に昨日、かねてから夢見ていた「鰻重特上」を頂きました。
    (^o^ゞ
    鰻でご飯が見えない様子は、まさに人生初の贅沢体験!
    いやあ、美味しかったです!

  2. Rotarycoupe より:

    師匠、そこまで煽らなくてもよいのではないでしょうか。
    丸腰の航空機を使い、その近辺で低空進入や対潜哨戒の訓練をすればよいです。武装した航空機ではだめです。領土なんですから。

  3. applefanjp より:

    いろいろな情報、実は政府も握っているのでしょう。
    そして、水面下で、それもトップの下には結構
    したたかなで、血生臭い声が届いているはずです。
    おっしゃるように。
    公式見解できない事実がある。
    もし、急な事態があれば、東南アジアの信用を日本も失う。
    しっかり他国と連携をとって、包囲しておかねば。

  4. kanbutan より:

      昨日のプライムニュースでも都知事、色々と話されてましたね。 あの方の拙いところ(長所とも云う)は殊更に目立つ様な態度に出るところでしょうか。 御大も仰っていた様にお坊ちゃんなんでしょう。
      確かに遅いです。 こうしている間にも彼の国が実効支配に動いたらと思うと居ても経っても居られないという思いで一杯です。 そんな事態になってしまったら日本政府は何と云うのでしょうか。 99%とは思いたくありませんが如何せん遅過ぎます。 その時になって雁首下げられてもねぇ。
     

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