放射能汚染水タレ流し(25日)
予想通り、というか「当然でしょうね」なんだと思う。福島第一の高濃度汚染水が雨の度に太平洋にダダ漏れしていたという。実際、今も炉心冷却のために水を注入しているけど、大半はどこに漏れているのか解らない状態。太平洋岸の海産物は、おそらく高濃度のモノが混じっていると思われる。
こんな状況でも放射能上等の人は少なくない。先日、郡山駅前の線量計の写真をアップしたら、フェイスブックで「上海や北欧はこの3倍ある」とコメントされました。確かに上海の放射線量を見ると、0,59マイクロシーベルト/h。下に挙げた郡山駅前にある線量計の数値の3倍でございます。
放射能上等の人は、どうやら放射線の違いについて知らないらしい。自然界に多いアルファ線(ラジウム温泉など0,3マイクロシーベルト/hを超える)って、紙一枚で遮断出来てしまう。ベータ線ならアルミの板1枚で遮断可能。ラジウム温泉で出るアルファ線についちゃ身体の表面で吸収されおしまい。
吸収されたアルファ線も30分で半分に。2時間すれば体外に排出されるのだ。上海も、花崗岩の多いローマも大半がアルファ線。怖いのは身体を完全に貫き、遺伝子を破壊するガンマ線や中性子線である。福島第一で汚染された地域の大半はガンマ線。もちろん太平洋に流れ出すのもガンマ線です。
スンゴク寒いね、と思っていたら夜、突然熱が出た。インフルエンザかとお医者さんに行くと「違いますね」。身体のダルさはあるけど、ノドも鼻も普通。なんでしょね。多少の疲れなのかもしれません。とりあえず原稿書きはお休みし、釣りのTVなんか見ながらノンビリ過ごすことにする。
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