日本の危機?
今日も終日原稿書き。「こら面白い!」だったの、下にリンクしたニュースです。ミャンマーで右ハンドル車が禁止になるから日本車は販売出来なくなる、と伝えている。も〜しかするとこの記事を書いた人、日本車は右ハンドルしか作っていないと思ってる? 海外で売ってる日本車って左ハンドル比率の方が高いのに。
「激震!」なのは日本から二束三文の中古車を買い、ミャンマーに持って行って利益を上げているミャンマーの業者くらいのもの。日本以外から日本の中古車を買うと猛烈に高いですから。むしろ中古車の輸入規制ということだからして、日本の自動車メーカーにとっちゃ追い風でしょ。
電気自動車はレギュレーションでカベに当たる、と書いた。もっと言えば、充電も厳しい。本来ラリーは燃費が勝負の要因になる競技じゃありません。一番燃費の悪いクルマに合わせて給油場所を設定しているほど。だとすれば電気自動車のクラスを作った時点で充電場所だって認めて頂きたく候。
数多いハードルを見てコ・ドライバーの木原さんは「せっかく先行している技術も海外の自動車メーカーに抜かれちゃいます」と言う。ハイブリッドも電気自動車も日本の自動車メーカーの得意分野である。本来なら技術を磨いたらいい。下のマンガは「外国勢に抜かれたらどうしましょ?」という木原さんの危惧です。
実際、170馬力のモーターと、発電用エンジンを搭載しているBMWのi3は車重1250kg程度しかない。来シーズン、i3をベースにラリー車を作ったら、109馬力/1470kgのリーフだってお手上げ。日本のハイブリッド車も今の「ブレーキはノーマルのまま」という規定だと歯が立たんでしょう!
まぁどんな分野だって先頭に出ると”当たり”は厳しい。強い風を受け、様々なモノが飛んでくる。雪かきだって必要。当然の如く抜けないカベが出てくるワな。でも次の人達はその道を辿れば、大幅に前に進めます。今回は道作り役。でも倒れるときも前向きに楽しみながら、が私の持ち味だったりして。
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