旭川のドリフトタクシーが楽しかった~(18日)

旭川でタクシーに乗ったら雪道エレジーの反対な方でした~。今の時期の旭川は全ての道がアイスバーンのため、走り出すやイキナリ滑っている。しかし普通とエンジンの回り方が違う。あれれ、と思ったら珍しいことにマニュアルでした。昔で言う「ロー3尺」(1速は90cm走って2速へ)。2速でホイールスピンを伴うアクセルコントロールしながら加速していく。

クラウンコンフォートのため交差点でアクセル踏むと当然ながらテール流れるも、間髪入れず抜群のタイミングかつ操舵量でカウンターステアを当ててます。運転手さんといえば、走り出してからず~っと旭川自慢。やがてクルマの話になり「先日新車入ったからと乗ったらAT車だったので古いマニュアルに変えてもらったんですよ。雪道は絶対マニュアルです!」。

自分のクルマはFFのATなので、タクシー乗ってるのが楽しいのだという。なんと私より先輩の年代でした~。ちなみに旭川自慢は1)自然災害の少なさで日本TOP。2)病院がめちゃくちゃ多い。3)物価安い。4)大雪山の伏流水のため水美味しい。聞いていて知らないことも多かった。「たまにお客さんから雪道なのでもっとゆっくり走ってください」と言われるそうな。(笑)

さて。勝田選手が優勝したR5(WRC2クラス)だけれど、WRCでは全日本ラリーで走っているWRX STIやランエボのグループNと同じクラスになる。ヴィッツやフィット、VWポロなどのBセグメントの市販車をベースにしたもので、1600ccターボの4WD。32口径のリストリクターを付けなければならず280馬力程度という出力。外観はWRカーとソックリ。

上は勝田選手が乗っているのと同じフォード・フィエスタ。R5の中でもっとも大きな勢力を持っている。ただワークスチームは出しておらず、基本的に全てプライベーター。

今年からシトロエンもC3ベースのR5を出してくる。これまたWRカーのイメージにソックリ! エンジンは市販車用の4気筒をベースにしなければならない。ヒュンダイもi20のR5を今シーズンデビューさせてきた! スウェディッシュでは北欧ドライバーのフッツネンがワークスカーで激しくプッシュしたけれど、勝田選手には届かなかった。

間もなくデビューしてくるVWポロ。本当ならWRCに出てきたくて仕方ないのないVWとあり、情熱の全てをR5にブツけてくるようだ。シュコダ以上の速さを見せるか?

今年からマレーシアのプロトンもR5を出してきた。ベースモデルのデザインがここまで悪いとR5にしてもアカン、みたいな証明。でもグループNクラスの日本勢は勝てないと思う。トヨタ(ガズー)はR5のようなデザインの新型車を開発中とのウワサ。ベストカーによると3気筒1600ccターボらしい。このクラスのスポーツモデル出したらきっと売れるんじゃなかろうか。

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