本日、湿っぽい話です(26日)

グループホームに居るうなぎ屋をやっていた叔母の状態が2ヶ月ほど前に悪くなった。先々週あたりからほぼ寝ている状況になり、先週「もう何も食べなくなりました」。そして3~4日前より水も飲まなくなったという。何度か行くも反応しない。スペインに行っているときに連絡あるかと覚悟していた次第。

昨晩帰国したので午前中再度グループホームへ。相変わらず寝ており、聞けば苦しくもなさそうだという。帰宅して準備をすすめようと叔母と仲良くしていたお寺に連絡。住職が留守だったので連絡ください、と電話を切った直後に「息が止まりました」というグループホームからの連絡だった。

人にさんざん迷惑を掛け、自由に生きた叔母だったけれど最後は穏やかで蝋燭の火が消えるようでしたね。自分もあんな終わり方をしたい、と思えるほど。それにしても2011年前後は厳しい厳しい修行でした。さすがの私も何度か弱音を吐きましたから。投げだそうかと考えたことも。

仕事をしながら、夕方うなぎ屋に行ってお手伝い。バイト君の予定管理や度々「辞めさせて貰います」という板前さんとの付き合い。認知症の初期症状特有の癇癪&浪費と付き合いながらの借金返済。もちろん私より厳しい状況の人は多いと思います。認知症になった親御さんを持つ人の気持ちがよ~く解る。

13時に息を引き取り、13時40分にお医者さんが来て死亡確認。まだ暖かい。本日中にグループホームから退所しなければならないため、葬儀屋さんに連絡し手配してもらう。運が良い叔母で、すぐ安置所が見つかり斎場の予約も取れた。友引を避け、29日のお通夜で30日に葬儀出来ることに。

初めて喪主になるのだけれど、全て葬儀屋さん任せ。平均的な葬式を行うべく相談すると、全て込みで300万円程度になりました。個性的な性格だったこともあり友人少なく、姉妹も全て他界。加えて数少ない知人も物故された方が多く、商店街には連絡したのだけれど、何人来て頂けることか。

密葬も考えたのだけれど、派手好きの叔母だったこともあり来て頂いても恥ずかしくないよう普通の葬儀を行うことにしたのだった。ちなみに相続に詳しい方はおられますでしょうか? 葬儀費用だけでも叔母の遺産で払いたいと思いますが、情けないことに今のところ親族と全く折り合いがついていません。

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