沖縄にF-22やF-16、F/A18、F-15が集結。市ヶ谷にはパトリオット(29日)

ほとんど報道されていないものの、沖縄の嘉手納基地で気になる動きが出ている。最初は1月25日のこと。アラスカ州の空軍基地所属のF-22ラプターが相次いで飛来。翌26日分を合わせ14機やってきた。さらに27日になって同じくアラスカ州の空軍からF-16ファイティングファルコン12機が飛来。その他、ライノを含むF/A-18ホーネットや海兵隊のAV8Bハリアーも飛来している。

また、26日に防衛省は1月31日付けで築城基地の航空自衛隊機F-15イーグルを20機那覇基地に配属することを発表した。米軍機の約40機と合わせ、従来+60機もの高性能戦闘機が沖縄に集まることになります。沖縄の新聞を見ると、那覇飛行場が自衛隊機増で混雑するとか、嘉手納の騒音など悠長な報道をしているものの、事態はもう少し深刻かもしれません。

北朝鮮のミサイル実験に備えるという読みもあるようだけれど、それなら航空自衛隊の築城基地や小松基地、海兵隊の岩国基地が近い。沖縄に近い紛争地域と言えば、尖閣か台湾か南シナ海ということになる。加えて沖縄に集まってるの、戦闘機ばかり。単なる「その気になれば戦力をすぐ集められるぞ!」という威嚇なら良いけれど、それだと航空自衛隊の増強は不要。

もし長期化するようなことがあれば、それこそ稼働率が大幅に下がった訓練用の空港である下地島空港の活用を真剣に考えるべきだと思う。下地島なら尖閣までたった200km。F-15イーグルなら10分で着くし、海兵隊のオスプレイも制空権を確保可能。もちろん台湾海峡や南シナ海だって沖縄本島より250kmくらい近い。なんで下地島空港の話が出ないか不思議。

大手メディアは報じないが29日、驚いたことに防衛省の敷地内にPAC3(パトリオット迎撃ミサイル)を展開。21時になりNHKのみPAC3の市ヶ谷展開を報じた。こちらは北朝鮮のミサイル実験対応だと思われる。いずれにしろキナ臭い動きが国内で出ているのに、大手メディアはノン気なもの。市ヶ谷でパトリオットを撃てば、東武東上線沿いに大量の落下物が発生します。

夜、ダイハツの完全子会社化の記者会見が行われた。ダイハツの三井社長曰く「ミニのような存在感のあるブランドに」は冗談かと思った。そいつが全く出来ないからトヨタの100%子会社になったのだ。それとも自虐的なヒトなのか? 心あるダイハツ社員にとって完全子会社化は素晴らしいニュースだと思う。やっぱり企業の興隆って社長の舵取りで決まります。

確かにダイハツの自動ブレーキはミニと同等。映像を見る限り存在感ある。

興味深いことにミニは30km/hで止まれていないのに、50km/hまで試験されちゃってる。ダイハツの最新型自動ブレーキであるライダー+カメラ使うタントの場合、30km/hで止まれなかったため、それ以上の速度で試験していない。ダイハツに甘い?

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