特区
仕事先から「復興税が2,1%掛かります」という連絡を相次いで貰う。消費税の3%上げで大モメしている中、今後25年年間、所得税に2,1%を上乗せするというもの。会社員の皆さんは1月分の給与から天引きされているかと。御存知なければ明細を見て頂きたく。けっこうな額で驚くと思います。
もちろん東北の困っている人達のために使ってもらえるなら納得できる。けれど「予算が潤沢にある」とばかり、ワケ解らない項目や場所で使われたりしていれば腹立たしい。東北の復興工事は完全な人手不足で、震災前は土木作業1日1万円前後だったものが2万円でも集まらないというケースすら多いとか。
100というキャパシティの場所に120くらいの仕事を与えれば何とか回る。しかし200の仕事を与えたら、150くらい回るけれど、50はムダになってしまう。復興税が妥当に使われているかどうかキチンとチェックされているのだろうか? 私らのお金が仙台国分町の高価な飲み物に消えていくとしたら悔しい。
25年間単位で考えるのなら、被災地に『特区』をたくさん認め、現行法では難しいことを許せばいい。それこそ「カジノ特区」なんかオモシロイと思う。利用価値が無くなった林道を一方通行とし、ニュルみたいに料金取って走らせるという手もある。1匹2千円くらいの買い取りで鮭を釣らせるのもいいんじゃなかろうか。
江戸時代の「藩」は財政的に100%独立していた。そこでアタマを絞って名産を考えたのである。現在「地方の名産」と言われるモノのほとんどが江戸時代に作られたもの。東北の復興も、そういった知恵を絞らないとアカンです。産業無ければ真の復興と言えまい。東北は重荷じゃ無く、新天地だと考えなくちゃ。
被災地で早急に必要なのは、お年寄りのシェルター。人手不足のため相当困っている。だったら海外からの看護ヘルパー特区を作り、東南アジアの人材を受け入れたらいい。基本2年単位くらいとし、日本語が解るようになれば延長してもいいかと。復興税の使い道としちゃ十分に納得できる。
よく「うなぎ屋でクルマを語る会をやって欲しい」というリクエストを頂くので、2月10日(日)の17時から開催することにしました。まずは「会員」(会の名前もないですけど)の皆さん優先と言うことにしたいと思います。会費5千円(5500円のコースです)。狭いの10名様でお願いします。私までメールください。
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円高の是正を利己的だとか世界経済を乱す行為だと
揶揄する国があります。
復興にこんなにお金が必要なのに。
震災当初はとても協力的に見えても
本音は違いますよね。
この状態をアメリカ(FRB)は黙ってくれている。
それは、アメリカ産牛肉の大量輸入など。
自民党になって、スムーズにアメリカとの取引が進むようです。
トヨタも生産世界一に返り咲きましたね。
日本がこれからどこと外交を進めて
どんな発言権を持っていくのでしょうか。
日本の貿易赤字が慢性化し、経常黒字も怪しくなってくるとさすがのFRBも円安を容認せざるを得ないか。。日本はまだまだ世界3位の経済大国だから、債権が海外に流出せざるを得ない状況は欧米から見ても危なっかしくて仕方がないでしょうし。貿易赤字の一因はエネルギーの輸入量が増加したことですが、そのために円安に振らざるを得なくなることを見通して米国が原発の再稼動を主張していたのだとしたら、何だか掌で踊らされている気がしないでもない。。ところで日本の畜産農家は牛肉輸入増加でどうなってしまうんでしょう。餌代が円安で値上がりした上に売り上げまで下がるとしたら、、政府は手当てできるのでしょうかね。