神楽坂清志郎
午前中からリーフの不愉快な電話アンケートを受け、ゲンナリしてたら届きモノ。ナニかと思って開封すると日産の中村史郎さんが上梓された御本である。早速読んでみた。するとどうよ! なるほどなるほど、とウナることばかり。デザイン論としちゃ素晴らしい! 学校で講義したら大いに勉強になることだろう。
なぜか日産デザイナーは面白い人が多い。例えばスカイラインクーペを手がけた長谷川さん。この方は”ど”が付くほどのラリー好き。WRCジャパンのオフシャルに毎回ボランティアで参加してます。私にはもったいないコ・ドライバーの木原さんも、長谷川さんに紹介していただいた。
木原さんとはレッキ中やラリーのリエゾンでいろんなヨタ話をする。当然ながら中村さんの話題も出るのだけれど、なかなかの人物だという。じゃなければ日産のデザイン全てのマネージメントなんか出来ないワな。今回の御本を読んで「木原さんが言ってた通りですね」と思った次第。
ちなみにティアナを手がけた斉藤さんというデザイナーからも中村さんの話を聞いたことあります。斉藤さんはおそらく日本で最もミニカーを持っているウチの一人(間違いなくベスト3に入る)。とはいえ中村さんの素晴らしさと日産車のデザインは別だと私は考えてます。このあたりが面白さか。
バッテリーはビンビンです
夜はエンジン誌の荒井さんがコンサートをやるというので飯田橋へ。「神楽坂清志郎」という芸名。忌野清志郎さんファンで、3回忌なんだという。ナニを隠そう普通の人のコンサートを見に行くのは初めて。果たしてどんなモンかと興味津々。するとどうよ! 予想以上の面白さ!
カメラ/柏田芳敬
何より荒井さんの声質が忌野清志郎さんに似ている。上手です。たぶん60人くらいのスペクテーターが居たと思うけれど、大受けの大盛り上がりの2時間でございました。ギターの人もプロ級。次回あったらまた見に行きます。もし知り合いがバンドやってるなら、ぜひとも見に行ったらいい。きっと楽しいと思う。
<おすすめ記事>
日産、がんばってほしいですよね。
ニューヨークのイエローキャブも日産のミニバン
NV200の採用が決まったようです。
NHKニュース
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110504/t10015699471000.html
神楽坂清志郎さん、おもしろそうですねぇ。
写真もナイスです!
エンジンということは鈴木さんも?
国沢さん、あのぅ、
サマータイムブルースも歌っていただけたのでしょうかぁ?
素人オヤジ・バンド初体験、
ありがとうございました。
サマータイムブルースは次回ということで(笑)。
日産の斉藤氏、実は大学で同窓生でした。
ミニカー収集は大学生の頃からの趣味でしたね。
横浜の某所でミニカーのガレージセールをやっていた時
偶然、遭遇してことがありましてお互い驚きました。(笑)
当時、ジャガーMARKIIに乗っていましたね。
中村さんの本、早速買って読みました。
先代のマーチ、キューブ、フェアレディZの3台は、妙に心惹かれるところがあったのですが、デザイン本部長から、直接わかりやすく解説してもらった様でした。
クルマのデザインは「大胆さと思慮深さ」、う〜ん、奥が深いです〜。
ただ何というか日産車は、計算され尽くしたクリーンさはあるけれど、クルマが軽そうに見えることに気づきました。
日本発のデザインを意識すると、日本は木と紙の文化だから、石の文化の欧州車と比べるとそうなっちゃうのかな?