私らの仕事

海老名SAに5時集合、という仕事でございます。4時起きして5分前に到着。50歳過ぎると徹夜1回で寿命を1ヶ月縮めると、という人もいる。まぁ長生き出来る自信無いため、どうでもイイっちゃイイですけど。そういった意味じゃ明るくなるまで飲んでいる鈴木兄や城市兄、勝股兄など先輩世代はパワフルだ。

さすがに箱根も伊豆も空いており(ターンパイクは5時半まで通れないと言うことを初めて知った。箱年新道は24時間)、8時過ぎに撮影終了。対談まで済ませ、11時には帰宅出来ました。それでも7時間。10時に家を出たなら夕方5時ということ。やっぱし早起きすると1日を有効に使えます。

疲れたのでゴハン食べて昼寝。夕方から中野へ。18時くらいに「残りが6人分」となったから、もう仕込みは止めようと思ったが、叔母が「10人前くらい作って」。結局6人分売れたのみ。うなぎ10人分と大量のゴハンが残り、持って帰るハメに。もう夏も終わりだという空気を読めないのだ。

空気と言えば「最近の若者」とひとくくりにしちゃイケナイのかもしれないけど、永田や岩田を見ていると明らかに私らの若い頃と違う。私らの職業って「発言する場」があってこそ存在する価値を持つ。発言する場を持ってない人は、責任感の無い匿名のクレーマーと同じ。だってモンクも言わなくちゃならない仕事ですから。

というか、自分の考え方を伝えたい人がメディアになるんだと思う。だからこそ私は全く利益上がらなくても、自分の意見を自由に発表する場として自分のWebを続けているのだった。ジャーナリストを商売だと考えるなら、とっくに止めてます。同業者を見ていても、商売にならないから、とブログを続けない人も多い。

100歩譲って著名な人ならいい。仕事来ますから。でもこれから名を売ろうという永田や岩田は、どんなことでもいいから自分の意見を読者の皆さんにブツけるべきだと思う。せっかく発言する場を提供してるのに、永田は8月10日から。岩田など7月22日から更新していない。このままじゃモノにならないと思う。

私なんか原稿料ナシでも仕事を引き受ける(現実的にいくら貰っているか年末まで不明)。ただ無料で原稿を発注するような媒体はロクなモノじゃないので付き合っていないですけど。興味深いことに原稿料安いメディアも、衰退してるか衰退中。これまたイキオイなく、私のパワフル(?)な文章にビビッて発注無し。

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7 Responses to “私らの仕事”

  1. にゅーたうん より:

    気づいているかと思いますが、
    国沢さんは天才なのです。
    野球のイチローやお笑いのダウンタウンのようにです。
    普通の人は毎日あんなにTOPを書けません。
    暇な人でも忙しい人でも無理です。
    文章のみで人を引き付けるのは、
    普通の人は難しいと思います。

  2. みいみい より:

    他の人も書いていますが、国沢さんは天才なのです。
    毎日よくあれだけのTOPを書けるなと感服しております。
    もし国沢さんがお金に執着する人なら今頃、この才能をお金に変える努力をして、相当なお金持ちになっていると思います。

  3. 矢野 より:

    「国沢さんは天才だから」の一言で、始めから諦めてしまってはなにもできないでしょ。そもそも国沢さんだって若い時分から今のような面白い記事が書けていたのでしょうか。弟子の永田君や岩田君には後で見直して恥ずかしくなるような駄文でいいからとにかく書きまくって、怒られてもそれを糧にして頑張って欲しいのです。面白い記事を書く自分の文章スタイルが形になってくれば、評価は後からきっとついてきますよ。せっかく発表の場があるわけですし、車に限らず、いやむしろ車以外のことも積極的にとりあげて文章を発表してみてください。がんばれ!

  4. 高島 より:

    本当に国沢師匠は凄い方だと思います。毎日これだけのパワフルの記事を書けるのには尊敬に値します。お弟子さんも師匠を見習って精進して頂きたいです。

  5. アミーゴ5号 より:

    自分も皆さんと全く同意見で、毎日2つのトップを書き続ける国沢さんは、尋常ではありません。本当に凄いと思います。
    ただ、芸の世界だったかな、師匠が個性派の現役バリバリだと、弟子が萎縮して育たず、逆に師匠の引き立て役に成り下がってしまうと聞いたことがあります。
    難しい所だと思います。

  6. にゅーたうん より:

    軽く否定されたので、かるい反論です。
    国沢さんが若い頃から面白い記事が書けたか?
    答えは確実にイエス。荒削りだったところもあったでしょうが当然国沢さんは確実に面白い記事を書いていたはずです。
    なぜなら、物事をみる視点とその量が他の人と全く違います。確実に子どもの頃からのはずです。
    さらに、「がんばれ」はきついですよ。
    サラリーマンを目指している人たちではないのですから。
    向いていないならあきらめたほうが本人と周りの人たちのためです。
    魅力ある文章を書く自信が無いなら止めたほうが良いです。
    とてつもなくきついことが簡単に予想できます。

  7. Ito より:

    やはり、国沢先生が「厳しい車修行」をしてきた方なんだとしみじみ感じられます。
    数々の気難しい車(?)の所有やラリーへの参戦で得られた知恵が記事の随所に感じられます。
    avにも書かれていましたが、リーフを予約したのが業界で国沢さんだけだなんて、逆に驚きです。
    別にリーフが売れたらいいなどとは思いませんが、今までに無いものが出るのにまるで関心がないのがいまの業界の実態なんだなあ、と感じます。
    使い勝手や可能性だって買わなきゃわからないですから。
    まだまだ先のわからない車でもどんどん試してみるといった姿勢が評価されるべきです。
    わかったふりして技術解説などしてる評論家の方々が多いですが、見ていて情けなくなります。
    もっと実車に触れて広く考えてほしいなぁ、と評論家の方々に願っています。
    私自身欧州車は好きですが、欧州車万歳!の評論家にもうんざりですね。
    雑誌を手に取ってみても「ああ、またその話かよ…」と結論が見えてしまい、買う気どころか立ち読みする気すら起きず。
    どれも最大公約数的な間に合わせの記事。それは、売れないですね。
    評論家の方々にはひどい言い方になりましたが、国沢さんのパワフルな文章と行動力に期待してます!
    やはり、メーカーやユーザーだけじゃわからない部分もありますからね。

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