筑波4耐
10時55分のフライトで羽田着は定刻より20分早い4時45分。置いてあったV40に乗り筑波サーキットへ向かう。土曜日にも関わらず早朝の首都高はガ〜ラガラ。6時15分に国道294号線の筑波サーキットの曲がり口にあるマクドナルドに着いてしまいました。8時30分からの車検にゃ余裕。
練習走行はタイヤ&ブレーキの確認のため2ラップだけ走る。コースインすると、タイヤがずいぶん違う。同じ銘柄なのだけれど、昨年のポテンザはコントロール性に問題を抱えており、分かり易く書くと「粘らない」。今年のポテンザ、よく粘り乗りやすいです。やっぱしBSは大きく変わりつつある。
予選アタックは例の如くツーリングカーを走らせたら滅法早い大井タコ之選手。もちろんポール狙いです。しかし! 今年は最終コーナーで先行車のスピンを避けるため少しアクセルオフ。モータースポーツに「れば」「たら」は無し。0,2秒届かず5番手スタートになりました。
今回のメンバーは4位になった昨年と同じ。エンジン誌の編集長である村上さんに大井タコ之選手、そしてラリードライバーの鎌田卓麻選手、ロードスターレースの常連、青山大学の乃美浩一選手であります。今年は90秒のハンデを受けているため厳しいけれど何とか表彰台を狙う。
私の担当は「燃費が厳しければエコラン。普通に使えれば速く走る」という4番手。今までのロードスターレース、全て帳尻合わせの「調整役」であります。ただ残念ながら今まで一度も「燃料は予定通り」ということがありませんでした。しくしく。アンカーに大暴れさせる分を確保する役割です。
しかぁし! 今年は「予定通りの燃料を使っていいですよ」。2速5500回転。それ以上のギアで5000回転まで使っていいという。昨年なんかヘアピンを3速。ダンロップ下は4速で曲がってましたから。こうなれば俄然楽しい! 50分間12秒台後半でラップを重ね、その間、周回遅れのクルマに1台抜かれたのみ。
何台抜いたのかはワカランほど。ラリーとレースの違いは他車とのバトルがあるかどうかです。下のラップボードが走行中も見えるのだけれど、いつの間にかゼッケンが見え始め、その後もジワジワ上がって行く。大井タコ之選手にバトンタッチした時点で2番手まで上がってましたね。
給油し、ピットアウトした時点じゃ7番手でございます。ただ燃料はキッチリ残してある。ここから大井選手と、途中ペースカーが入り給油&ドライバーチェンジした関係で鎌田選手が頑張ってくれれば表彰台だって不可能じゃなかろう。ということでチーム一丸で頑張り、見事に3位をゲット!
全日本ラリーもそうだけれど、今年は3位に縁があるのか? 結果を見て頂ければ解る通り、いろんなドライバーが出ている。このレースで上位に入るの、簡単じゃありません。それにしても相変わらずロードスターの楽しさに圧倒される! 全くノーマルだというのに! 今年はタイヤもよかったです。
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