自動ブレーキは自動じゃない。当たり前ですワな。自動車だって自動で走らない(3日)

読売新聞に「自動ブレーキ十分に作動せず。昨年の事故72件」という記事が出た。以前も同じようなことが記事になっていたけれど、いろんな意味でナニを言いたいのか解らんです。もしかすると記者の中に「クルマに乗っている人達は自動ブレーキを100%信じてるんじゃないか?」という危惧がある? そもそも啓蒙の対象はどこにあるのだろう。メーカー? ドライバー?

122人が誤作動で事故

もっといえば、国交省が作動しなかった状況の詳細を公表してないからワケ解らんことになる。果たして自動ブレーキのトラブルなのか、それとも作動しない速度以上で走っていたのかで全く異なります。「性能の良い自動ブレーキを選びましょう」という啓蒙なら理解出来る。十把一絡げにして「自動ブレーキが作動せず」は、技術の切磋琢磨に全く役立たない。

雪道で止まれない、なんで安・本・単でも解る

もしかすると国交省はITSに頼ること無く自動運転を実現しようとしている安倍政権に不満があるのかもしれません。じゃなければ「車載のセンサーだけじゃダメ。自分の手柄になるインフラ主導のITSも組み込め」と言いたい? 国交省がスポンサーになってる上の動画、情報提供した自動車メーカーは「良い製品の数少ない弱点だけ否定された」とカンカンだ。

あくまで自動ブレーキは運転の補助である。自動車だって自動で走る車じゃない。人間の労力を助ける機械&機能です。能力をオーバーすれば作動しないし止まれない。現時点では「技術の切磋琢磨」により性能向上を目指している段階だ。こらもう自動車の黎明期に最高速度や加速性能、燃費を向上させていく技術競争と全く同じ。メディアの役割は技術を卑下することでなく伸ばすこと。

というワケで念願の袖ケ浦サーキットの近所にある「遊歩」で昼飯を。最初はオーソドックスな定食980円を試す。期待しすぎたかもしれません~。味もボリュームも全ておいて普通でした(悪い、ということでなく普通の量で普通に美味しい)。高い評価を得ている遊歩ラーメンにしておけばよかった、と思った次第。次回、遊歩ラーメンを試し、普通なら卒業します。

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