自動運転車が事故起こしたら、オペレーターを逮捕(13日)

「警察庁が自動運転を認めた」ということでいくつかのメディアから取材を受けた。大手メディアの記者さん達は基本的に運転免許を持っていない。そんなことから役所の動きを見て、遠からず自動運転の時代になると考えているようだ。私の役割を完全自動運転のオタンコさを啓蒙することです。

今回の突っ込みドコロは「無人自動運転車には監視モニターを付け、運転免許を所有したオペレーターが遠隔操作で緊急停止出来るようにすること。もし事故起こしたら運転していたとみなして道交法違反や過失を取る」というもの。つまりモニター見てるだけでタイホされることだって十分ある。

この仕事、誰が引き受けるだろうか? 開発担当者は自動運転の危険性を十分認識しているだろうから、超ノロノロ走行か、ゆりかもめのような専用軌道上を走る車両しかオペレーターにならないだろう。かといって他人が開発したシステムを信じてオペレーターになることも引き受けたくない?

実現の可能性があるとすれば、前述のようなノロノロ走行または専用軌道です。認知症の方の信号無視や一時停止無視、逆走、飛び出してくる自転車や幼児の多い一般道を自動運転車が普通に走っている状況など、とうてい考えられない。交通インフラから変えていかないと難しいと思う。

そんなことより、アイサイト3やモバイルアイ社の新世代カメラ使う自動ブレーキシステム(マツダCX-5など)など、環境が整ったシステムからトットと赤信号無視や一時停止無視での自動ブレーキシステムを認可して欲しい。一方通行や進入禁止標識での自動アクセルオフだって簡単です。

 

 

<おすすめ記事>

コメントは受け付けていません。

このページの先頭へ