自家用発電機
全ての原発が止まった。以前も書いた通り、海外にいる原子力ムラの村長さんは日本での稼働を諦めたように思う。現在原発で喰っている人達は廃炉の技術を磨き、やがて世界的に需要出てくる廃炉ビジネスで利益を上げればいいだろう。原発の近所の宿泊施設なども、廃炉まで10年以上掛かるから問題なし。
それにしても原発好きが多いことに驚く。現時点でも福島の4号炉なんか危機的な状況。大きな地震で燃料プール崩壊となれば、東京だって住めなくなる。地震じゃなくてもテロリストに狙われたらオシマイだ。「そんなことありえない」と一笑に付すのは簡単ながら、コントロール出来ない「怪物」は使うべきじゃない。
興味深いことに昨年夏以降、コージェネや自家用発電機を作っているメーカーはフル稼働しているという。川崎重工など6千kW級のガスタービン発電機までラインナップしてます。全てのメーカーが直近の1年間で生産した合わせれば原発2基以上分に相当するらしい。これ、買った企業は黙っている。
また、電気の使い方を全面的に見直し、生産効率を全く落とさないまま20%以上の電力使用量削減を実現した大手企業の工場なども多い。電力使用量を減らせば経費削減にもなるので企業側にだってメリット大。いずれにしろ「節電出来ない」とか「やりたくない」と言ってる人や企業に明るい将来などない。
昨日、釣り好きなら沖ノ鳥島にだって行く、と書いた。こんな写真を見たらソマリアにだって行きたくなっちゃいます。カジキ、多いのね!
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国沢さんこんにちは。
以前にも投稿させていただいた加藤と申します。
ソマリアのカジキはスゴイ運搬をされてますね。
ところで、川崎重工の最大ガスタービン発電機の出力は6000kVAですのでkW換算だと約4800kWになると思います。
因みに、私の勤めているデータセンタービルでは4000kVA(3200kw)ガスタービンが2基ありますが、停電などの非常用です。
今後とものご活躍を期待しております。
先を見ている企業は
予算をいかに使うか、シビアに考え、
執行しています。
廃炉にしても、しっかりと作業工程案に
入っていると予想されます。
電気についても使うこと、貯めること
それぞれにビジネスが成り立つ。
いつの時代もしたたかに考え、実践することが
その先の繁栄を生み出すのでしょう。