若者のうなぎ離れ
夏場を迎え、うなぎ高騰のニュースが増えている。今日はアフリカ産のうなぎを紹介してました。その前にインドネシア産のうなぎも入ってます。食べたこと無いけれど、ギョウカイの人に聞いてみたら「自分じゃ絶対食べないですね」。結論から書くと「うなぎっぽい味はするけれど、ウマくない」らしい。
ちなみに今ウチで扱っているのは愛知産か鹿児島産(日によって違う)。ここにきてうなぎの消費量が極端に減ったため、少しダブつき傾向になっているようだ。そこで品質の悪いうなぎを放出。そいつを買った大手チェーンやスーパーも出ている。というか基本的に大手は高いうなぎは仕入れないです。
だからこそスーパーとかで売ってるうなぎは日本産であっても、違うサカナにしか思えない。あれが食べられるならアフリカ産だって上等かと。新しいバイトが入った。岡山県出身の1年生。「うなぎは好き?」と聞いたら「苦手です」。うなぎ屋で食べたことあるか聞いたら「無いです」。ありがちな話でございます。
ホントのうなぎの味を知ってる18歳って、親がグルメか、お金持ち。そこで最初のバイトの日に食べさせてみた。そしたらペロ食いして「美味しいです!」だって。今まで食べていたうなぎと全然違うそうな。この状況を見て「市場を増やせるぞ!」と思うか「もはやうなぎ好きは消えていく」と思うか、判断が難しい。
なんせ美味しいうなぎを食べたことの無い若者に、今や気軽に試せないほど超高級になってしまったホンモノを食べてもらうのは難しい。就職してグルメの上司や同僚と出会うまでダメかもしれませんね。牛丼とかカレーとかラーメンだってお腹一杯になりますから。クルマ業界の若者離れと似てる感じ。
いずれにしろうなぎ屋稼業は厳しい。特に今年はずっと赤字持ち出し。九州を襲っている洪水などでお店にダメージを受けたら、再興する余力が無いということは100%間違いなし! なんとか8月までに累積の赤字を挽回し、10月までに冬場に出るだろう赤字分を確保しておかなくちゃなりません。
昨年の夏は、それまでの負債が大きく累積の赤字を挽回しただけで終わった。震災の影響で3月と4月は厳しかったし。廃業続出となっている右肩下がりの業種のうなぎ屋をやってると、世の中の厳しさや痛みがよ〜く解る。人生、大切なのは幅と奥行き。いろんな人の気持ちを理解しろ、という天の声かと。
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うなぎに限らず、最近の食べ物は味が均質で本当に旨いものって少なくなった。以前テレビで1000円ほどでサラダ食べ放題のステーキ屋の経営者が云っていたけど、「旨すぎるステーキ出すと、たまにしか来てくれない。ほどほどの味だからあきずに毎週来てくれる」。
食べ物のコモディティ化が蔓延してるようですが、クルマも明らかにコモディティ化してます。ほどほどに走ってくれて、故障しなければそれでいい。
軽自動車って、こだわる人だったら絶対買わない/買えない商品です。それが、新車販売の半分が軽に迫ろうとしてる日本のモータリゼーション、もはやママチャリとおなじコモディティです。
最近見かけるスーパーのうなぎはそう言うからくりだったのですね。
どうせマズいので買わないけど(笑)
確かにアレ基準でうなぎの味を語られては困りますね。
成田山の参道に「かわとよ」ってうなぎ屋さんがありますが、いつも意外に若い人が入っています。
味は良いけど割と安価(確か¥1500くらい)で出してて、参拝カップルとかが利用してたみたい。
なんと言ってもパタパタ焼いてる香りが魅力!
今は¥2000を越えちゃってるんで厳しいみたいですが。
業界で協力して「期間限定! 渋谷センター街に本物うなぎを出す屋台」とかどうでしょうか。
タレに付けながら店頭でパタパタ焼いてるうなぎなんて最近見ませんもん。今や希少なパフォーマンスです。
あれは見てるだけで楽しいし食欲が湧きます。
香ばしさで強烈アピール!
話題にはなりそうだけどなぁ〜
昨年も一度お邪魔しましたが(師匠はご不在でしたけど)とても美味しくいただけた記憶が鮮烈に残っています。
うなぎ屋さんでうなぎを食べるってのは自分の世代(60's)には「通の世界」って感じですね。
梅雨が明けたら、オフライン共催で伺うかもしれません。
その時はまた美味しいうなぎを食べさせてください。
師匠、自分が時間があって、懐に余裕のある時に
行く鰻屋さんはここなんです。
人吉市の上村鰻屋
http://tabelog.com/kumamoto/A4304/A430403/43000195/dtlrvwlst/
そうなんです。
師匠のお店でいただいた鰻とは全然違うんですが
これはこれで好きです。
でも、一度、我が子たちにも師匠のお店の鰻を
食べさせてあげたいな。
今年の夏は家族で関西の古都巡りの予定なので
来年になっちゃいます。たぶん。
自分はラーメン屋オーナーですが、デフレの影響や景気で師匠のコメントとおりの状況。夏場の売上をいかに上げるかですね・・。ワンコインランチ全盛の今、ラーメン750円は今や高級品。
実際はもう店舗営業は稼ぎではなく趣味の領域になりつつあります。鰻は特に厳しいですね。互いに頑張りましょうね!
小生個人としては、母親の実家のある伊那から送られてくるうなぎが世界最高のうなぎです。
それに比べて、Co-Opを始めとするスーパーの中国製うなぎなど脂っこくてとてもじゃないが食べられたシロモノではない為、そうしたグレードのうなぎを買うぐらいならスモークサーモンを食べる主義です。
勿論コープには浜名湖産の冷凍うなぎもありますが、以前はよく買って常食にしていたこともある反面、単価が高くその割には胃がもたれて日常的に食べられないこともあって最近では入手していません。
さて軽自動車の蔓延、これは日本市場に「味盲」の人間が増えていることの裏返しに他なりませんが如何でしょうか。バブル期には世界一品質や性能にこだわっていたはずの我々日本人が今日につながるデフレ不況の中ですっかり萎縮してしまい、クルマに関しても「安いが一番」「エコ性能至上主義」になってしまった証拠に思えてなりません。
反面、軽自動車という種族、「ミニマムを極めた、小型化技術の芸術品」という意味で小生としても心惹かれるものがあります。何より驚かされたのは数年前に関●道で追い越し車線を時速135-137km/h(GPS補正値)で巡航する我が愛車ヴィッツ1300U-L/2004年式の後ろに軽ワンボックス=スズキエブリイに迫られ、車間距離が徐々に縮んで我が目を疑った…..一旦走行車線に避難して後ろ姿を見送るとターボなど全く付いていない自然吸気のバージョンだったという一幕があり、たった50ps強/6kgm+のユニットであれだけの前面投影面積の900kgもの図体を140内外で巡航させる「力業」に度肝を抜かされたものです!
この他常◎道を時速140-146km/hで大過なく飛ばす先代スズキアルト・ラパン(54ps、6kgm+、4速AT)の姿もあり、最新型のダイハツミライースなど「リミッター解除によって」時速160km/h台すら夢ではない(現にダイハツのセールスマン自らがそう語っていた)わけで、ゼロヨン=19.6sec/0-100km/h=15.9sec(ソース:ベストカー誌)と合わせて「一台の乗用車」として軽自動車が認知される時代に入った辺り、恐ろしさも感じるのではないでしょうか。
クルマ好きの長男がまだでした。夏のうちに、お邪魔したいと思います。
鰻なんですが・・・・・
東京から転勤できていますが、
九州は不味いです。
職人の腕が無い店によく当たります。
こんな店が地元で高評価だったりします。
私は南千住の某有名鰻屋によく行っていました。
東京時代に知っていれば、
国沢さん目当てに中野に通ったでしょう。
こちらでは焼け焦げた魚なのです。
是非ニッチマーケットの九州に、
江戸前鰻店進出を考えて下さい。
確かに。
ウナギって安い奴はゴムですもん。
値段だって3千円以上出して、初めて旨いという感じです。
正直言って、我ら庶民が気軽に食べれる物ではありません(苦笑)
夏は食べたいんですけどね、ウナギじゃなく鰻を。