警察と報道は物理的な事故再発防止策をあまり考えない?(18日)

自動車関連のニュースや情報で二つ悩むことがありました。一つは小学校一年生のお子さんが亡くなった事故。自分の孫だと思ったらいたたまれないです。動画を見ると、トラックのドライバーから全く見えていない可能性ある。自分で運転していたらどうか聞かれたら「絶対大丈夫です!」と言い切れる自信ない。一時停止の義務ないですから。

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こういった事故、根性論では無くせないと考えている。人間、絶対ミスする。そのときにカバーしてくれるのが技術や知恵だと思う。道路の形状で防げるのか、カメラなどセンサーで防げるのか。同じ形態の事故は少なくないだろう。何人の大切な命が失われたらいいのか。ちなみに同業の諸星氏によれば、環七と早稲田通りの交差点は車歩分離式にしたそうな。

車歩分離式信号とは、歩道の信号が青の時、絶対に自動車が来ないようにするというもの。歩行者にとって青信号の時間は短くなるものの、右折車も左折車も来ない。子供や高齢者など信号しか確認しないような歩行者の事故の防止する効果は非常に高いのだった。左折待ちの渋滞も減らせるという「円滑な流れ」(道交法の精神)にとってもメリット大きい。

警察もメディアもこういった事故が起きると「運転手が悪い」というのみ。繰り返すが、ドライバーからこのお子さんは見えなかっただろう。子供側に「注意しなさい」というのも効果薄い。男の子はヤンチャです。事故が起きたら原因を究明し、再発しないような対策を取ることが重要だと考える。前述の環七と早稲田通りの交差点は何人も亡くなってから対策したという。

二つ目は電気自動車の方が燃料電池車より効率良いという記事。理解出来ないのはミライの燃費を電費に換算しているのだけれど、116km/kgを2,9km/kWhだとしている。ちなみにリーフは6,5kg/kWh。暖房使って普通の走り方をすればそんなものだ。でもkWhという単位はあくまで電気を基準にしている。水素をどうやって電気に換算しているのだろうか?

燃料電池は効率悪いとバッサリの記事

もっといえば「水素をどうやって作っているのか」で大きく変わってくる。電気分解し、電力で700気圧まで圧縮し、さらにローリーで運んでいるということなど考えれば、現時点で電気自動車と勝負しても意味なし。何度も書いてきている通り、燃料電池の技術は人間で言えば赤ちゃんレベルであり、高校生レベルに達している電気自動車比べたって勝てない。

赤ちゃんの労働力を評価するようなモノで、現時点で効率を判断することにナンの意味も無い。まだ実験室の段階ですから。ホンダだって販売はしないのだった。悪意を持って燃料電池を取り上げる記事は相変わらず少なくない。いずれも根拠に乏しく、誤った情報も。もし116kg/kgを2,9km/kWhに換算する方法が解る方がいたら、ぜひとも教えて頂きたいです。

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私は夕方から旭川入り。明日雪道を走ります。雪、降ってますね~。ただ気温は高め。

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