軽自動車税3

軽自動車の増税問題、いろんな意味で複雑だ。昨今の軽自動車を見ていると、明らかにコンパクトカーの代替を狙っている。足として軽自動車を考えているなら、もう少しシンプルでもいいのではなかろうか。「安い足が必要だ」というのであれば、新しい軽自動車のあり方を探るべきかもしれません。

ちなみに政府は超小型自動車を考えているようだけれど、生産台数が少なければコストダウン出来ない。そもそも中途半端な動力性能の乗り物を作ったって危険でしょう。簡素な装備の軽自動車を設定してやれば十分だと思う。また、軽自動車税を上げるのなら、排気量や車体サイズだって緩和したらいい。

800ccで一回り大きいボディになれば、新興国でも販売出来るようになるため、いわゆる「ガラ軽」から抜け出せる。されど国はそんなこと考えないから、現状の軽自動車と同じまま自動車税だけ上げるんだろうな。いつになったら自動車ユーザーの気持ちを代弁してくれる議員さんが出てくるんだか。

福島第一で新しい汚染水漏れが見つかったとNHKが報じている。1時間あたり1800ミリシーベルト(年間許容量の18倍)と言うから深刻。直近で作業するとすれば、3分20秒で年間許容量に達してしまう。接近して離れるだけでアウトということだ。人が近寄ることなど出来まい。

そんなタンクが見渡す限り並んでいる。汚染水には塩水が混ざっているため、5年という耐用年数以下で腐食が始まっているそうな。次々と漏れ出したらお手上げ状態になるということ。チェルノブイリと違い、被爆を隠して現場に作業員を出すことも出来まい。年内にも福島第一は第2の危機を迎えるかもしれません。

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