開国か鎖国か
時代は繰り返す。TPPに反対している人の意見を見ると、幕末の開国反対派と姿がダブる。論旨全く同じ、と言ってもよかろう。日本人の気質には両方存在するんだと思う。幕末の反対派も「日本最高。外国てんでダメ!」でございました。されど今や「鎖国を続けていた方が良かった」と思う人は少ないかと。
第二次世界大戦の図式も極めて似ている。開戦前は鎖国に近い状況になった。先日ベストカーで「カタカナを使わない試乗記を書いてください」という依頼を受け、エンジンを発動機などと書きながら、そうえば第二次世界大戦時はカタカナを敵性語と称し、使用禁止にしたことを思い出した。野球のストライクは「いいたま!」と言ったそうな。
だったら野球を止めちゃえよ、とならないのが日本の面白いところ。軍服も洋装だったし。そもそも戦闘機や軍艦だって鬼畜米英の発明だ。開国反対派はもう少し日本の実力を評価したらいい。歴史を見ると、我が国は既得権益に乗っている限り栄えない。競争原理が組み込まれた途端、見事に開花します。
日本人は「可視化出来る競争」に強いのだ。TPP反対派を見ると、皆さん既得権益で美味しい思いをしている。その人達が普通の人を巻き込んでいるのだった。ちなみに改革派が強かったのは明治維新。守旧派に押し切られ大きな犠牲を出し、結局開国させらたのが第二次世界大戦です。今回はどちらか?
坂本龍馬が出なければ後者になってしまうかもしれません。いずれにしろ年金も保険も国債もニッチもサッチも行かなくなっていることを皆さん認識すべきだと思う。海外からの借金が無いので破綻しても国内問題で済む、というのも先の2回の大変革と同じ。早いか遅いかの問題で、どちらにしろ開国すると思う。
夜、新しい家族がやってきた。練馬区安請け合い組合員のムスメがブリーダーに棄てられた犬を貰ってきたのである。すでに2歳。今飼っている黒ネコもベルギーで死にかけていたのを拾って育て、ワザワザ飛行機に乗せて日本まで連れてきたんだから困ったモン。まだゲージの中で震えている。
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日本は保護されてる産業ほど弱い。もっとも保護されてるのは農業。なにも作らない休耕田もってるだけで数十万円もらえる。一方消費者は、世界一うまい米国のコメの数倍の値段で、まずい日本の混合米食わされてる。こんなふざけた話しありえない。関税障壁なくして、日本の農業を立て直すのあたりまえ。
戦時中カタカナ英語禁止だったようだが、解禁になった戦後カタカナを許可しないで外来語はアルファベットで表記するようにすればよかった。日本文化の最強は、漢字を中国からとりいれたときひらがなでなく漢字そのままつかったこと。
現在、中国は外来語を漢字に置き換え、韓国は外来語をハングルに置き換え、フランスは英語をむりやりフランス語におきかえてる。そういた国粋主義だと行き詰る。外国の言葉は外国語のまま取り入れるのがよい。
外来語はalphabetで表記しましょう。
なにも作らない休耕田もってるだけで数十万円もらえる、
くらい田んぼを持っている方はいっしょうけんめい作っていると思います。
田んぼはいざという時の遊水池になったり、排水機場のおかげで湿田が乾田になり、町が洪水から守られています。
二酸化炭素の固定化、田んぼは凄い量の二酸化炭素を固定化していると思うのですが、どの位の量なんでしょう?、これを産業界と取り引き出来ないものでしょうか?。
この問題、どっちを選んだ所でハッピーエンドが待っている話でもなく、嫌な話を前向きに考えるか後ろ向きに考えるか…(*_*)
でも可能性を考えたら、結局参加した方がましかぁ〜、みたいな感じですかね。
食糧自給率4割、エネルギー自給率1割弱。
私的には、TPPは参加し反対派の業界には補助金を。
とりあえず、加工貿易国であり資源の極めて少ない我が国の、極めて我が国のやり方があるかと思います。
儲かったら、みんなハッピー(^_^)
自分ところにも田んぼがあります。
でも、自分は勤め人なので
農繁期だけ手伝って、あと耕作はお願いしています。
ほんの少し、お米をいただいていて
今年もおいしい新米を食べることができます。
しかし、高齢化の波は凄まじく、次の担い手がほとんどいません。
一方、イチゴ農家が親戚にいます。
高級ブランドのイチゴを丹精込めて作っています。
とても苦労していますが、がんばっています。
販路も東南アジアや中国に広げています。
師匠がおっしゃるように
10年間かけて軟着陸できるように
官民挙げて体制を整えていくべきだと思います。
失われた10年なんてことにならないように。
「ベルギーで死にかけていた黒ネコ」が気になります。鳴き声のイントネーションとか違ったりするんでしょうか?すみません
TPP反対派の意見です。
今回、平成の開国と称してTPPを政府が推進していますが、
日本の国益になるのでしょうか?
確かに、農業は関税によって最も保護されています。
アメリカやオーストラリアの安い農産物が関税なしで入ってきたら、ひとたまりもないでしょう。農業は7兆円産業です。職を失った人や農地はどうなるのでしょうか?
食の安全基準を外国に合わせ、引き下げることになってもいいのでしょうか?ただし、おかしな補助金は廃止して欲しいと思ってます。
次に産業ですが、日本は十分関税が低く、開国していると思いますが・・・。ちなみに自動車の関税は廃止されてます。アメリカは2.5%これっぽっちの関税は円高で吹き飛んでしまいます。しかも現地生産化も進んで空洞化の懸念のほうが大きいと思っています。
最後に経済の規模ですが、参加予定9カ国の合計GDPは、
アメリカ約70%・日本約20%・オーストラリア約4・5%・その他約4・5%
結局アメリカと日本で約90%の規模になります。アメリカは日本の参加なしでは、TPP参加の意味がありません。
いつまでも、アメリカの言いなりは御免です。
「早く交渉のテーブルについて言いたい事を・・・」
などと言ってますが、今日の日本国政府にそのような交渉能力が果たしてあるのか?
中国や韓国・欧州など参加していない国も沢山あるのに、他国の需要を取り込めるのか?
このままでは、100年前に関税自主権を回復した、ご先祖様に合わせる顔がありません。
TPPってどちらかとといえば、自由貿易というよりブロック経済圏のように見えてしまいます。開国や鎖国って見方よりも中国包囲網にも感じられます。
http://kotobukibune.at.webry.info/201110/article_23.html
また三橋貴明さんのブログによるとTPPの経済効果は10年で2.7兆円増だそうです。一年で2700億円です。為替のほうが重要ですね。
http://ameblo.jp/takaakimitsuhashi/
人、物、金が自由に行き交うな自由貿易協定ですが、EUのギリシャ破綻などを見るとそんなに良いものにも見えません。また少し前に報じられた米韓FTAの内容を見ると、TPPは不安に感じます。日米不平等条約になるような気がします。
それに私自身が選挙で投票した自民党の衆議院議員は「TPP参加の即時撤回を求める会」に参加してますし、親族筋は公務員関係者以外(公務員は民主)はその人に投票します。なにより、地元を大事にする人でありますから、私はTPPには積極的に反対です。
実家が農家ですが、旧態依然としたことをやるだけではダメだと思ってます。それは当人たちも気づいてます。
でもその知恵がありません。
結局カロリーベースの一次産業は効率化ができない限り日本に競争力はないはず。
そこは外国から買えばいいですし、食糧の安全保障は外国と契約すればいいと思います。
耕作放棄地はソーラーパネルの電気畑にしてしまって、穀物よりは電気のような輸入困難なエネルギーを自給すべきだと思います(最悪、電気エネルギで穀物も育てられるし)。
少なくとも、「今のままでいい」はずなんてありません。どの業種業界も常に絶えず変化していかないと生きていけません。農業だけ特別視は反対です。
ちょっと脱線ですが。
こんな時代に、106億もカジノに使ったお坊ちゃん。
カジノの買収に使って失敗ならともかく、個人でよくも
まあ注ぎ込みましたね。
創業家はそんなに簡単に、お金が出てくるのか。
もっと使い道考えてくれ。
社員は大変な思いをして働いているのに…
(小生は、全く関係有りませんが…)
食糧に関しては不安があります。
休耕田問題など改善余地があるのはわかります。
しかし、食糧については、国がある程度の確保はしてほしいと思います。
(ある程度が難しいですが)
日本の農業がダメになり、食糧を他国から購入する比率が高まったとします。何もないときはいいです。
しかし、他国で食糧危機が発生したとき、他国は自国民を犠牲にしてまで日本に食糧を売るだろうか・・・。
そうならないよう競争力をつけるのも一つの方法かもしれません。しかし、最悪のことを考えると不安です。
アメリカで禁止されている危険な防カビ剤。
日本向けには塗布して日本に輸出されている柑橘類。
こんなことが標準化され拡大されたら・・・。
やっぱり不安です。
毎日読ませて頂いております。
私自身は製造業の技術者ですが、TPPは反対・・・というより、胡散臭い部分が多いのです。
以前に、民主党の中堅議員でさえ、党内で議論しようにも、TPPの内容が分からないとコメントしていました。内容が分からないのに、試算だけは出てくると。
そもそも、多くの人が問題視する農業に関する項目はTPPの24分野のうちの1つだけです。
農業云々という問題はTPPの本質ではないのでは。形を変えた「日米年次改革要望書」という指摘も多いです。
色々報じられていますが、利点と言っても抽象的な説明ばかりですし。もし、具体的なメリットをご存じなら、是非その内容を知りたいと思っています。
日本の農業・林業はボランティアです。
何も作らないで補助金といいますが、何も作らなくて固定資産税は毎年きますし、作らないからといってほったらかしには出来ませんよ?草刈や法面整備、用水路の整備等々やらなくてはいけないことは山ほどあります。農業林業を切り捨てるのは構いませんがその人たちの雇用は?治水面での費用増大分はどこから補填するのでしょうか?
後まずいコメの味の話ですが、大規模高効率化の為にライスセンター(カントリーエレベーター)を導入した為構造上その時点で混合米になってしまいます。
それから、コメの価格は農家出荷時は30キロ6000円前後です。(ご飯は茶碗1杯で40円しません)
TPP参加の問題は農業関係というより雇用・医療や保険の面のほうが問題が大きいと思います。
TPP参加=米国の生活以下の生活水準に確定という事です。
アメリカの医療の現状を見ると背筋が寒くなります。
(マイケルムーア監督シッコ参照)
昨日放送の特ダネで聞いた話ですが、オバマ大統領の演説でTPPの参加することで我が国の商品は売りますが米国が他国の商品を買うとわ思わないで欲しいと言ってます。
オープン&競争が何でもいいかというと・・・
昨今デフォルト騒ぎで世界を賑わしているギリシャ。
その昔はローマ帝国の富裕な子弟はギリシャ留学が当然、第二外国語としてギリシャ語などは必須だったとか。
ギリシャがローマに取り込まれる過程で、周辺国から安い農産物が大量流入、その結果、高付加価値の産物としてオリーブが産物になったのだとか。しかし、オリーブと観光だけで大国を維持するのは無理だったわけで・・・
今やヨーロッパの劣等生、債務国です。
TPP反対派の活動が活発ですが、反対集会やデモの参加者を見ると日本の将来を考えてというより、自己の既得権益を守りたい業界団体の輩や自分の選挙区の顔色を窺って活動している議員がほとんどです。
私は、あくまで日本の国益を考えれば自由貿易が望ましいし、世界の潮流だと思います。(世界の長い歴史の中で正しいことが実証されている。また日本だけが鎖国を続けるのは現実的に無理がある。)
貿易自由化によって打撃を受けるのは、保護を受けている国内生産者だけであり、現在、農家(兼業まで含めた)所得補償制度は自由貿易(海外輸出)で稼いだお金を国内に再配分する仕組みといえます。(これをかっての自民党は集票マシンたる農協経由の補助金してばらまいた)
自由貿易で国内農家が壊滅的な打撃を受けるというのは考えすぎです。 外国産の方が安くても、国内産にこだわる消費者は多いと思いますし、逆に産地にこだわらない人であれば安い商品は大歓迎、要は消費者の価値判断です。(消費者の利益をもっと考えるべき)
農業従事者の減少(ここ5年間で約25%減った)や異常な高齢化を考えれば、集約化、大規模化、農業法人化等、国内農業近代化への流れは、不可避です。
以上、農業分野を主に述べてきましたが他の業界も同じです。 狭い島国の日本が、戦後ここまで発展できたのは、自由貿易と競争原理の中で日本が勝利を収めてきたからにほかなりません。
休耕田に数十万もくれませんよ。
7haで、所得保証1万8000円程度 減反
目指して目一杯 隙間を作って植えたら
隙間に生えた 草だらけの部分の 草の管理に
えらい目にあいました。あと10年草と格闘
挙句に貸してある少しの 田んぼが
目一杯作ってあったので
1万8000円も現地調査で没でした。
なのに親戚と自分用に 米と野菜を作る理由は
農薬 付けの米 野菜 果樹 をやられている方は
若くして 何割かのみ内が 軒並みガンに成るのを見ているからです。
低農薬、減肥料 手間をかけない農法では
よその3分の一ですが 味は良くて安心です。
20万円の米600kg作るのに
15万以上直接経費が掛かり
人件費は、固定費農機具償却は持ち出しです
ですから100万単位の農機具更新時にやめる人が多いです