高速道路で走行不能になった時の手順を再確認します(5日)
昨日東名道の追突事故について紹介した。とにかく高速道路でクルマが動かなくなったら、その瞬間からいつ事故に遭っても不思議じゃないと思って欲しい。私の場合、何十年の間、エンコしておらず。最後に高速道路でエンコしたの、27年前のポルシェ914-6でした。東名道でキャブのパーコレーション(ガソリンが沸騰する状態)起こしてエンコ。
昨年、スバル360で久しぶりのエンコを経験した。しかも下を見て10回! 「慣れてないから最初は危なかった」なんてことなし。1回目のエンコからキッチリ対応している。本線から可能な限り遠くまで移動し、大きな構造物を探して陰に止め、さらに同伴車のメンバー全員で後続車のウォッチ。なかでも危険なのはトラブル出た直後だ。追突される可能性大。
と書いていて思い出した。2年前、WRX S4のエンジンで冷却系のミス配管して圏央道でエンジンブローしてます。すぐ車外に出てラリーのクラッシュと同じく三角表示板を2枚置き(1個より圧倒的に安全。1個目は200mくらい手前に置く)、ガードレールの外側で救援待つ。こういった状況になったら、どうしたらいか? ケース別に対処方法を考えてみたい。
1)東名道の事故のように、バイクで一緒に行動していた仲間が追い越し車線で追突したケース 追突したバイクが後続車に追突される危険性がある。今回そうなった。カバーする必要出てきます。まず右側に3台寄せて停車。停車する際も後続車を常時確認のこと。もし突っ込んでくる車両あれば、みんなに声を掛け逃げること。数分すれば渋滞になり危険性去る。
2)クルマ単独で追い越し車線に止まったケース ハザード出し後続車に注意喚起。それでも追突される可能性あるため、なるべく右側に寄せる(もちろん調子悪いことが解った時点で走行車線側に車線変更することは基本)。停止した瞬間が最も危険。ここで当てられたら、いかんともしがたい。後続車なければすぐ車外に出る。数分すれば渋滞になって危険性去る。
3)クルマ単独で左路肩に止まったケース パンクなどでしばらく走れるなら、40km/h程度でいいから安全な場所まで移動。タイヤは使えなくなるけれど、命より安い。停止したら航続車を確認し、全員左側のドアから車外に出てガードレールの外側に。その場合、クルマより後方はダメ。衝突して突っ込んでくる。クルマより前方が基本である。三角表示板は100m手前に。
追記・上の表現。ややこしかったです。クルマが流れている方向の後方がダメだということ。車両を基本にすれば、後尾方向で待機、という意味です。
<おすすめ記事>