ALPS不調
福島第一から出てくる大量の汚染水除去の切り札となっているALPS(浄化装置)がグダグダな状況。というか、現状で試験運用レベルなのか本格稼働なのか全く不明。と思っていたら、3系統あるウチの1系統が、汚染水ダダ漏れの状態になっていたという。急いで他の2系統も止めた。
・報じるTBSニュース
となれば1)常時監視し、異常あったらアラーム鳴らすようなシステムじゃないのか? と、2)急いで止めた2系統もダダ漏れだったんじゃないの? という疑問が出てくる。残り2系統が正常に稼働してれば止める必要なかったですから。東電が悪いのか、ALPSを開発した東芝の技術力が無いのか?
ドンドン増え続ける汚染水処理は目下最大の課題。こいつを減らさない限り、海への流失は止まらない。そもそも3系統じゃ足りないし、東芝以外のメーカーも考えるべきだ。4号機プールへの注水も、国がやったのは「焼け石に水作戦」。海外からは「この国は原発をコントロール出来るのか?」と言われた。
結局、民間が動いてプッツマイスターを使うことになり収束したのだけれど、当時の状況を調べたら、いかに日本の役所やメディアがダメなのか解る。例えば下の記事を読むと、情けなくなってきます。汚染水除去のノウハウやアイデアを持っているベンチャーだって多いかと。門前払いされていると予想します。
マラッカ海峡北部で発見された漂流物はマレーシア航空機だと思ったのだけれど、その後の情報無いため違っていたんだろう。今日あたりから報道も減り始めた。不確定情報にも踊らされる状況。果たしていかに?
<おすすめ記事>