2夜続けて寝床は飛行機のシートっす!(23日)

羽田行きエールフランスに乗ったら、機内食も食べず落ちてしまった。よって昨日の晩飯はパリのラウンジで食べた小さいカップラーメン2ヶ+適量のワインのみ。気がつくと6時間経過、羽田まで残り4時間40分です。快適な睡眠にゃほど遠いものの、かといって眠くもない。こんな時は仕事だ。ということで羽田までシコシコ原稿書き。Yahooのニュースに上がってる分もその中の1本。

羽田便はフランスの航空会社なのにエアバスでなくB777-200ER。『ER』はエクストラレジの略で、長距離型です。インテリアが最新バージョンになっており、エールフランスと思えないほど良い。どうやらエールフランスは成田便を縮小し、羽田に注力し始めたようだ。ライバルのエアラインよりワンランク良いシートの機材を使う。フルトハンザなど羽田便は古いシートですから。

太陽がいっぱいのコスタ・デル・ソルから雨上がりの羽田着は18時。バンコク行きのタイ航空まで6時間20分もある。その気になれば一旦帰ることも出来そうだけれど、面倒。タイに行く荷物は今回同行するベストカーの高瀬君が持ってきてくれることになっており、しかも永田の送迎付。ちょうどいいので、スペイン取材のバッグは持って帰ってもらうことにします。とりあえず空港でシャワー。

メールをチェックしてみたら、タイの状況について連絡入ってました。すでに車両は今回お世話になるバンコクでガレージを開いている加納さんの手元にあり、チェックして頂いているそうな。何でも雨対策が必要かもしれないとのこと。エアコンを残してあるため曇り対策は問題なし。エアコン無しのラリー車で雨に出会うと最悪である。全く前が見えなくなってしまいますから。

以前、息子のコ・ドラをタイのラリーでやった時は、デフロストの利き極めて悪く、本当に前が見えなくなった。ドコを走っているのかも解らないほど。2012年にリーフで出た群馬の全日本ラリーも土砂降り。本来ならエアコン付いているだけれど、フロンガス漏れで全く機能せず。コ・ドラの木原さんが棒にタイルまいた「簡易モップ」を作り、曇りをぬぐいながら走りましたね。

雨降ると泥もやっかい。ホイールの内部に溜まりブレーキが効かなくなるため、ドロをはがす『スクーレーパー』をホイールの内側につけなければならない。今回タイに送る際、付けるのを忘れてました。加えて雨対策はクロスカントリーの経験豊富な加納さんもたくさんのノウハウを持っている。なんたって加納さん、いすゞの競技車両も手がけている。全面的にお任せします。

問題はCVTの冷却か。雨だけなら水冷になってむしろ有利ながら、泥は厳しい。せっかく付けたオイルクーラーも目詰まりしますから。このあたりもノウハウを持っていると思う。日曜日のカンチャブリの天気は、降水確率60%。雨期なので道はドロドロかもしれません。どんなラリーになるのか全く予想出来ず。シェイクダウンだと考え、慎重に走りたい。

上は先日行われた全日本EV選手権の動画です。

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