レッキ
6時からレッキ。コースをチェックするのだけれど、考えていた以上にアップダウンが厳しいコースだった。電気自動車の弱点は登り坂で電気を食うこと。されど本来なら坂を下るときに30kWほどのエネルギーを回生出来る。しかしブレーキペダルによる回生は受け付けてくれない。こいつが厳しい。
今日もABSのヒューズを入れてみたりしてチェックしているのだけれど、最後まで復活しなかった。やはりリーフの制御回路が解らないとナニも出来ません。おそらくキッチリ踏めるのはギャラリーステージだけになるかと。
ただ皆さんに興味を持たれていることは間違いない。しかも興味半分ながら、暖かい目で見てくれている。新しい技術に対する期待も入っていることだろう。こんなに歓迎してくれるとは思ってもいなかった。
しかもラリーは市販電気自動車にとって最適のフィールドだと考えます。例えばテスラのように速い電気自動車だって、充電のことを考えれば総合力で厳しい。ラリーは飛び抜けた能力を必要とする100mの選手より、全てのバランスが重要なサッカー選手型が強い。ガソリン車に互して走りきれるくらいのパフォーマンスを持てれば、実用性としても文句なくなるだろう。
本来なら素晴らしい「走る研究室」だと思う。競技という舞台で切磋琢磨することにより技術は飛躍的に進む。私は予算もコネもないので、今年できる限りのことをやって一生懸命頑張るのみ。ポテンシャルの高さを認識してもらい、実力のある企業が出てくれば、間違いなく電気自動車は伸びると思う。
・日記は随時アップします。
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いよいよですね。
師匠の電気自動車にかける熱い意気込みが、
今後の電気自動車による競技参加の起点になる様な気がします。
これは新たな歴史の1ページを開く瞬間ですよね!
頑張って下さい!
ご健闘お祈りしております。
師匠、身を粉にしてクルマ文化に寄与する姿勢。
ありがとうございます。
ABSの制御と回生ですが、
もしかしたら、日産もそのノウハウは未体験ゾーン?
・・・リーフのレーシングモデルがあるから・・・。
門外不出なのでしょうか・・・。
日記、楽しみにしています。
がんばってください!