ラリーその1(スケベゴコロ)
いよいよラリー本番! 朝の天気はポツポツ雨も降る雲り空。SS1をスタートすると、ありゃま! 1つ目のコーナーから失敗! 予想以上にグリップせず、アンダーステアを出してしまう。ただこの1発で感覚がわかりました。スタートして40m先のコーナーで良かった良かった。高速コーナーでコレやると1発でアウトですから。
ホテルの駐車場がスタート
コースは昨日のレッキの時と同じくらいのドロ沼具合。コーナーの3分の1がヌタヌタです。ライン上にドロあるため、もしかしたら違うラインを通ったら有利かもしれないけど、こらもう1回目なのでセオリー通り走るしかありません。それにしても直角コーナーと直線の繰り返しである。こんなラリー初めて。
スイミングスクールの子供達
加えて何度も書いてきた通り、決定的に不利である。そもそもインプレッサはランサーより立ち上がり加速が悪い。普通のラリーコースなら、加速の悪さを十分カバー出来るくらいコーナリング良いのだけれど(下り坂なんか最高に楽しいし速い)、こういったコースだと超厳しい。インプレッサの得意分野を全く出せません。
しかもウィッタヤ選手は地元で走り慣れている上、リストリクター無しの380馬力仕様+ドグミッション。マリーニ選手もグループA用の34口径リストリクターで320馬力である。上を見て290馬力のグループN用33口径リストリクターじゃ勝負になりません。それでも精一杯頑張っちゃうのが悪いクセ。
SS1終了時点でマリーニ選手とウィッタヤ選手のタイムを聞いてみたら、カンペキに想定外でございました。何と! マリーニ選手はマッド用のタイヤを持っておらず、大いに手こずって私の8秒遅れ。いつもBFグッドリッチを履くウィッタヤ選手は、マッドだけ私と同じヨコハマで、さすがに私より6秒速い。
SS1スタート前のサービスでヨコハマに変更
とはいえ6,85kmのコースで6秒差。100馬力違うエンジンや地元の利など考えれば予想以上に少ない差でございました。されどマリーニ選手のつまずきは大誤算だ。ウィッタヤ選手と競り合って欲しかったのに、出だしから14秒も遅れてしまっている。逆にこうなれば2位の8ポイントを狙ってやるか?
とスケベ根性出した途端、SS2でハーフスピン! サイドブレーキ引いてコーナーへ飛び込んだら、いつも効き悪いのに妙に効く。というかグリップ低いのね! バックギア使わなくちゃなわないハメに。また昨日レッキ中にハーフスピンした、イヤな感じの深いワダチ出来てる長い長いドロ沼で今日も真横を向く。
ウィッタヤ選手を追うどころかマリーニ選手にも5秒やられちゃいました。いかんいかん慎重に行きましょう! SS3とSS4は全く同じ6分5秒(SS1〜4は同じコースです)。この4本のSSでマリーニ選手を16秒引き離すことに成功。ウィッタヤ選手とのタイム差は大きく付いてしまったが、こらもう諦めるしかありません。
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