笑いながら倒れる
ニンゲン、一番面白くないのは「変化のない日々を過ごす」だと思う。だからこそ禁固刑になった人も、ほぼ例外なく懲役するのだという。自動車業界はカンペキに閉塞状態。動き回っていないと窒息するサメのような私にとっちゃヒジョウに厳しい。次々と新しいニュースが出てきていた時代が懐かしいです。
もう一つ。どんな人でも「最悪の時を考えて準備をしておく」という考え方を持っていると思う。幸い、今までそういった状況に遭遇したことがありませんでした。されど昨今の状況を見ていると(特に多くの荷物を背負った自分に言い聞かせている)、今が最悪の時なんじゃないかと。
ノーテンファイラーな議員と一緒になりたくないけれど、ここは「倒れるとしても前のめりに倒れたい」という坂本龍馬を見習いたい。まぁ私の場合、倒れても本当の意味での「終わり」じゃないという甘さがあるけれど、逆にそうなったらブログなんか書いていられませんからね。「倒れるとしても笑いながら倒れたい」です。
開幕戦は猿の街で有名な『ロッブリー』
といこうことで今年はタイのラリー選手権に出ることにした次第。昨日まで迷っていたけど、準備が滞りなく完了しちゃったのである。これまでは参戦に持ち込むまで多くの障害をクリアしなければならなかった。大いなる努力や無理も必要。もちろん今回もハードルは多かったです。
キビシイ修行になりそうなのは「暑さ」だけ?
なのになのに。困った時に多くの人からお手伝い頂いたのでありました。例えば2010年のレギュレーションに合わせるためのコンピュターなど、助けて貰わなければ無理。タイの坂本さん(今は日本ですけど)の紹介でラリーカーの運送はスムースに進行中。モンスター田嶋さんも素晴らしい人を紹介してくれました。
タイヤも到着。ヨコハマのA053&A031です
永田も想像以上に良い仕事をした結果(こういった準備、得意だということが判明)、気がついたらラリーカーを送り出せる準備が整ってしまったのである。もちろん持って行けるパーツなどは必要最小限ながら、逆に「最低必要な準備」は整備を含め全て出来た。お金の問題のみ除きます。しくしく。
これでラリーについちゃ「倒れるときでも笑いながら‥‥」。こうなればタイで有名になってやる!
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