ECOなクラリティと3500万円のベンツに試乗(19日)

朝からホンダの和光でクラリティの試乗会。先日初試乗レポートをお届けしたけれど、今日は開発チームも揃って本格的な取材をしました。私があまりホメてない(というか酷いこと書いてる)スタイルだけれど、目の前に「私がデザインしました」のヒトが。ホンダ、なかなか前向きです。というかクラリティのチームはホントに頑張ったと思う。とりあえず「やっぱりカッコいいです」と言えないので、理由を小一時間。

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デザイナーの話を聞くと「アメリカで売ることを考えました」。アメリカ人好みのデザイン、日本人にゃサッパリです。新型シビックも日本に持ってきたって絶対売れないと思う。もともとアメリカのZEV規制をクリアするために開発された技術なので、本来日本で売ることを重視していない。デザインにゃそれなりの理由あるということです。ただ「日本では評価されないと思います」と言ってきた。そしたら「好みだと考えます」。

彫り込んだ試乗レポートは今日の夜までにオートックワンで。続いて台場の潮風公園に移動して下のベンツの試乗。なんでも3500万円するそうな。車体は普通のGクラスながら、腰下が激しい! タイヤなんて325/55R22ですから。このタイヤ4本だけでスンゴイ価格だと思う。ショックは1輪に別タン付きが2本づつ。サイズ感が解りにくいけれど、ステップの高さすら「よじ登る」ほど。こんなクルマ、よく輸入したモンです。

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フォードジャパンもこのくらいのフレキシビリティとクルマ好き感を持ってれば撤退することもなかったと思う。フォードだって面白いクルマがたくさんありますから。そもそも普通のフォード車を日本で売ったって全く魅力を感じない。ということを何度具申したことか。せめてルノーくらいやるべきでしょう。徹底的にセンスなかった。ただ上のクルマ、欲しいかと聞かれたら「私は‥‥」。試乗レポートを近々。

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