FFのレーシングカーをジックリ見る(12日)
パリのモンパルナス駅からTGVでル・マンへ。所要1時間。東京から静岡くらいをイメージして頂ければ良いかと。道路混むため、駅からトラムでサルテサーキットに移動。すると何だか日産歓迎ムードである。トラムの看板の横に描かれているレーシングカー、どう見ても日産である。
それだけじゃありません。今年のル・マンで使われるピットウォークパスを見たら、先頭にどっか〜んと日産。後ろがポルシェ。向こう側にアウディ。 昨年シリーズチャンピオンを取ったトヨタはカラーリングで想像出来る程度でございます。どういったバランス感覚なんだろう。
金曜日で、しかも本日はサーキットを走るクルマ無し。されど下の写真の如く観客多くて驚く! 皆さんピットでクルマを見たり、コースを歩いたり、 ビール飲んだり。昼から冷たい雨になったのだけれど、全く気にしない感じ。ル・マンを見に来る人は、レーシングドライバーよりベテラン揃い?
午後、NISMOの松村さんとドライバーの松田選手にジックリ話を聞けた。なんせ完全なレーシングカーでFFを採用したクルマは初めて。そういった意味では面白いことばかり。TOPより20秒遅れを取ったため110%ルールの適用でスタート順落ちたけど、試行錯誤中なので気にする必要な し。
課題は低速コーナーからの立ち上がり加速とのこと。まぁそうでしょうね。高速域になると、空気抵抗の少なさがメリットになるそうな。参考までに書いておくと、最高速は340km/hで最も速い。このあたりはYahooニュースで詳しく書いた通り。新しい技術を試すのは楽しいです。
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