G20のVIP移動車、何とマイバッハS600ガードでした! このために20台購入?

大阪でG20が始まった。以下、全く役に立たない(笑)情報でございます。最初に日本に到着したのはフランスのマクロン大統領。当然ながらフランス政府専用機のA330-200。気になるのが空港から市内への移動用車両だ。どんなクルマを使うのか見ていたら、何と! マイバッハS600の軽防弾車『ガード』です! しかも日本の普通車ナンバー! G20のために用意したようだ。

マイバッハS600ガードはカタログモデルである 欧州での価格を調べたら、おおよそ6000万円! 意外に安い? もちろんセミオーダーのため防弾性能についちゃ様々だと思うけれど、基本は「その地域にある最も強力な武器に耐える」というもの。標準スペックでも小銃(アメリカのM-16やロシアのAK74など)に対応している。日本なら標準で全く問題無いと思う。

調べてみたら、大半の首脳が日本政府差し回しのマイバッハS600ガードだった。確認出来ているだけでトルコ(機材はB747-400)、ブラジル(同、A319の長距離型)、韓国(同、大韓航空からチャーターしたB747-400)、カナダ(同、A310-300)、イタリア(同、A319改)、イギリス(同、A330の空中給油機)、サウジアラビア(同、B787)。

中国の習主席は中国大使館ナンバーの紅旗H7でした(同、B747-400)。日没直前に到着したアメリカについちゃ当然ながら新型ビーストです。どうやら25日の深夜に2機のC17で伊丹空港に持ち込んだようだ。伊丹空港、21時以降の離着陸が禁止されているものの、日本の法律の上にアメリカはあるため(日米地位協定)、そんなこと関係無いと言うことなんだろう。

それにしてもマイバッハS600ガード、何台用意したんだろう? 関空から大阪市内までの送迎だけなら時間差など作って効率良く使えるだろうけど、G20始まったら同時に移動することだってあるハズ。となれば20台くらい用意したってことだろうか? そんなにあっても日本じゃ使い道無し! まぁ海外に転売するということなんでしょうね~。G20、けっこうお金掛かります。

そういえば習主席の車列の最後尾を走っていた警察車両が大阪の都市高速でコースアウトして横転するという事故起きました。先導車じゃなくて幸いです。報道によれば「スピードの出し過ぎでハンドルを切り損ねて」ということだけれど、一般的な交通事故と同じ原因なのがツボであります! そんなヘマをしないよう、頑張って欲しい。先導車なら世界中で話題になっちゃう。

<おすすめ記事>

コメントは受け付けていません。

このページの先頭へ